東海大相模が優勝、ドクターK&0・石田隼都投手が29回1/3を無失点45K

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2021年のセンバツは、東海大相模が優勝した。エース・石田隼都投手が、29回1/3を投げて無失点、45三振を奪う活躍を見せた。

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決勝はリリーフで

今大会の石田隼都投手は、1回戦の東海大甲府戦でリリーフで登板して3回1安打7奪三振無失点でスタートすると、2回戦の鳥取城北戦でも5回5安打7奪三振無失点と無失点リリーフを見せた。

そして準々決勝の福岡大大濠戦では先発し、9回3安打14奪三振無失点、準決勝の天理戦でも9回3安打15奪三振無失点と2試合連続で完封、決勝では再びリリーフに回ると、3回1/3を2安打2奪三振無失点、合計29回1/3を投げて45奪三振、脅威の無失点で終えた。

この日の決勝では、「疲れはあった」と話し、これまでのように三振を奪いまくる投球ではなかったが、インコースへの正確で強気な配球などで無失点に抑えきった。もともとは先発投手として130キロ台のストレートと変化球を正確なコントロールで投げる投手だが、1、2回戦のリリーフでの登板では、146キロを記録するなど球威も見せた。

183cmの左腕投手、まだ成長する可能性を秘める投手と見られており、大学進んで更に成長してから、という感じだったが、特徴や素質、そして今大会の実績を見ると、プロ志望であれば今年のドラフトで指名される可能性もあるかもしれない。

「攻めの姿勢とかを見習いたい。もっといいピッチャーになって、また夏に戻ってきたい」と話し、2015年の夏の甲子園で優勝し、中日にドラフト1位で指名された小笠原慎之介投手に憧れる。ドラフト1位指名投手に追いつき追い越せるか、夏が非常に楽しみだ。

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決勝戦が行われ、東海大相模(神奈川)が劇的サヨナラで10年ぶり3度目の優勝を果たした。六回2死一、二塁で登板した石田隼都投手(3年)は、3回1/3を2安打無失点と好救援。全5試合登板で29回1/3を投げ、無失点の優勝投手となった。20イニング以上投げた投手の無失点はデータの残る1970年以降これまでいなかったが、石田が初の快挙を成し遂げた。

春夏通算5度目の甲子園制覇は、神奈川県内のライバル横浜に並んだ。15年夏の甲子園を制した小笠原慎之介(中日)に憧れる石田は「攻めの姿勢とかを見習いたい。もっといいピッチャーになって、また夏に戻ってきたい」と発展途上を強調。春夏連覇への夢を膨らませた。

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