春季福島大会では、聖光学院が光南に4−0で勝利した。坂本寅泰選手が高校通算39号となるホームランを放ち、エース・谷地亮輔投手が好投した。
エースが完封
制球力がよく、総合力の高さが注目される聖光学院のエース・谷地亮輔投手は、キレのあるストレートと変化球をコントロールし、強豪・光南打線に5回まで毎回ランナーを許したものの、ピンチになってからもテンポ良く打たせて取る。後半も安定してそのまま9回を投げ、6安打6奪三振無失点で完封した。「調子が良くない中でも、0点に抑えられたのが良かった。目の前のバッターに集中できた」と納得の投球だった。
また攻撃では、3点をリードした8回にプロ注目の坂本寅泰選手がレフトにソロホームランを放ち、ダメ押しをした。坂本選手は高校通算39本目のホームランだった。
昨年夏の福島の独自大会も優勝し、夏は県内で14連覇をしている聖光学院。この春も県の制覇まであと2つとなり、次戦は磐城vs喜多方桐桜の勝者と対戦する。
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打線は8安打4得点。0-0の5回1死二塁から、山浅龍之介捕手(2年)が右前適時打を放ち、先制点をマークした。「フラットな状態で打席に立った。体がうまく反応してくれた」と振り返った。6回には2死から4番栗城大河外野手(3年)の二塁打で得点機をつくり、今井龍空内野手(3年)が適時失策を誘い追加点を奪い、7回にも1点を加点。8回には坂本寅泰外野手(3年)が、高校通算39号となる左越えソロでダメ押しした。
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