クラーク国際・菊池伶投手が11奪三振完投勝利

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春季北海道大会では、クラーク国際の左腕エース・菊池伶投手が白樺学園に1失点完投勝利、11個の三振を奪う力投を見せた。

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155球投げ

準々決勝で白樺学園戦に先発した菊池伶投手は、伸びのあるストレートと抜群のキレを見せるスライダーで、2回には四死球でピンチを広げ、押し出し四球で1点を与えたものの、3回には三者三振を奪い、3回から6回まではノーヒットに抑えた。

7回以降はヒットでランナーを背負い、9回には1アウトから2ベースヒットを許し、ピンチを背負ったが、最後は三振を奪い勝利した。9回4安打11奪三振1失点の好投だった。

昨年秋は道大会2回戦の札幌日大戦で、8回に崩れて降板をした。冬はスタミナ強化のためにトレーニングを重ね、この日は155球を投げたが9回には3つのアウトをすべて三振で奪った。

これで空知地区大会から5試合35回を投げて47奪三振3失点、左のエースが成長した姿を見せている。

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プラン通りだった。いつもなら序盤は直球が多いが、相手の強力打線を警戒して変化球が多めの配球。外のボールゾーンからストライクに入るスライダーのキレは抜群、後半は直球でカウントを取り11個の三振を奪った。2回に唯一の失点を許したが3回以降は無失点。3失策にも動じず我慢の投球で、佐々木啓司監督(65)に「大したもんだ」と言わしめた。

冬場のトレーニングが実を結んだ。昨年11月から心肺機能アップなどに効果的といわれる、タバタ式トレーニングをチームで取り入れた。20秒ほど強度の高い運動と、10秒ほどの負荷の軽い運動を繰り返すもので、実践するプロアスリートも多い。「実際にそれでよくなっていると思う」。昨秋はスタミナ不足を感じていたが、一冬を越え完投できる体力を付けた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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