夏の高校野球・福岡大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度A

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

夏の高校野球福岡大会、ドラフト指名確実のAランク選手はまだいないものの、152キロの速球を投げる191cmの右腕・柳川大晟投手、150キロ右腕の井崎燐志郎投手は夏に一気に跳ね上がる可能性がある。野手にもプロが注目する選手が多く、ドラフト注目度はA。

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地区

昨秋は福岡大大濠が優勝、九州国際大付が準優勝し、福岡大大濠がセンバツに出場した。ベスト4は西日本短大付と北筑。

春は九州国際大付が優勝し、真颯館が準優勝。ベスト4に東福岡と戸畑が入った。

福岡大大濠、九州国際大付を中心に、真颯館や西日本短大付、東福岡、筑陽学園、戸畑、飯塚などが優勝争いをしそうだ。

注目選手

九州国際大付の柳川大晟投手は、191cm85kgの体から152キロの速球を投げる。大体140キロ中盤から後半の速球を投げ、すでにドラフト会議で指名は確実と見て良い。まだしっかりと試合を作れる所には届いていないが、昨年の山下投手のように好投を見せれば、一気にドラフト1位指名候補になってくる。

昨年の決勝で山下投手の投球を目の前で見た福岡高の井崎燐志郎投手も、その可能性を十分秘めている。186cm84kgからすでに最速150キロを突破しており、潜在能力も含めて非常に楽しみな投手だ。

福岡国際大付では184m86kgの山本大揮投手も145キロの速球を投げ、こちらは試合をしっかりと支配できる。春にチームを優勝に導いた投球で、実績も十分積んだ。夏は後ひと押し球速を伸ばせば、ドラフト指名の可能性が高くなる。

福岡大大濠の毛利海大投手は、球速だけ見るとやや物足りないが、左からの変化球の質の高さは、結果でも証明されている。プロでパワーを付けて行けそうな投手。また捕手の川上陸斗選手は、強肩、俊足、強打の三拍子揃った選手で、センスも含めて評価は高い。先輩の古賀選手のように大学に進んでドラフト上位候補になる道もある。

遊撃手でもプロ注目選手がいる。西日本短大付の林直樹選手は181cm83kgの遊撃手で、打球がとにかく伸びる長打型の選手。高い身体能力と反応で守備範囲も広い。戸畑の藤野恵音選手も181cm77kgの大型遊撃手で、高校通算16本のホームランを放っている。足もあり三拍子揃う選手。

左腕投手では真颯館の松本翔投手が146キロを記録する。178cm82kgとバランスの良い体があり、故障明けだが更に状態がよくなれば、プロも放っておけない投球を見せてくれそうだ。

その他の選手

福岡大大濠は、バッテリー以外にも183cmの大型選手で足もある古川秀弥選手、通算2本以上のホームランを放つ松尾光気選手のほか、2年生にも来年のドラフト注目遊撃手の山下恭吾選手、181mの大型二塁手・吉田颯選手、打撃センスの良い福沢雄太選手、小柄だが135キロの速球を投げる友納周哉投手に、180cm80kgの右腕でトルネードから威力ある球を投げる馬場拓海投手など注目選手が目白押し。

真颯館は二塁手の森田琢朗選手が長打力を見せ、投げても130キロ後半を記録する。50mを5秒台で走る井上蔵真選手と三浦青羽選手の1.2番コンビも注目したい。

筑陽学園の藤田和輝投手は140キロ台のストレートの伸びが素晴らしく、変化球も切れる。2年生で右のスリークォーターから130キロ中盤の力のある球を投げる木口永翔投手も楽しみ。飯塚高校は191cm85kgの大型右腕で140キロの球を投げる白濱快起投手が来年注目投手で、3年生の右サイド・小串裕毅投手も130キロ後半の速球を投げる。高校通算20本塁打を超す長打力のある松尾理希選手も注目。

西日本短大付は投手の大嶋終選手も最速143キロの速球を投げる。4番を打つ三宅海斗選手も飛距離では林選手にまけず、また1年生の江口翔人選手は、中学時からプロが高く評価する守備を見せている選手で、そのプレーが注目される。

福岡工大城東の小金丸竜誠選手は171cmと小柄だがチャンスに強く、パンチ力も十分。2年生の内田海翔投手は179cm78kgから140キロの速球を投げ、カーブ、フォーク、スライダーなど多彩な変化球を操る。同じく2年生の遊撃手・倉重和宏選手もレベルの高い守備を見せる。

沖学園の水崎康平投手は173cm74kgの右腕で144キロを記録する。左の栗林斗輝投手はカーブやチェンジアップを武器にする。北筑の井生祥太朗投手は130キロ中盤の速球を早く見せるような多彩な変化球を投げる。

北九州の半場陸選手は高いコンタクト力があり、強い打球を飛ばす。東海大相模から転向してきた選手。北九州市立の野間口裕璃選手はショートの守備に定評があり、場外ホームランなど長打力も光る物がある。西南学院の東江諒祐選手も粘り強い打撃で出塁し、俊足を活かす。

その他の2年生では九州国際大付の野田海斗捕手が強肩に3番を打つ強打者として注目され、黒田義信投手が4番を打ち、投げても130キロ後半を記録する。春日高の飯田泰成投手が躍動感のあるフォームから130キロ後半の速球を投げ、成長が期待される。福岡第一の古山田隼投手は中学時代から奪三振の多い投手として注目され、東福岡の藤一眞捕手も主にディフェンス面で評価が高い。九産大九州の松本竜治投手が163cmと小柄で130キロ前半のストレートにキレの良いスライダー、チェンジアップを投げる。

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