旭川実・田中楓基投手が夏初戦で148キロ、9回12奪三振完封に8球団視察

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

ドラフト上位候補の旭川実・田中楓基投手が夏初戦を迎え、旭川明成を9回4安打12奪三振で完封した。

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自己最速タイ

最後の夏に向けて調整をしていた旭川実の田中楓基投手は、この日の旭川明成戦で初回に自己最速となる148キロを記録した。その後もストレートの勢いは衰えず、得意のスライダーもきっちりと投げた。

また、今年春に旭川地区予選で敗退し、「速い球だけでは勝てない」とカーブを磨いた。この日は90キロ台のカーブも織り交ぜ、9回を4安打12奪三振で完封した。「直球に頼らずスライダーもバランス良く投げることができた。」と話す。

また打撃でも見せた。相手投手も好投し6回まで0−0が続いたが、7回2アウト3塁の場面で、ショートゴロを打つ。しかし、50m6.2秒の足を飛ばして内野安打とし、1点をもぎ取った。

昨年秋は、勝てば甲子園の北海道大会決勝で北海の木村大成投手に負けた。センバツではその木村投手が好投し、プロのスカウトの評価を大きく上げた。田中投手は、「初戦を勝ててよかった。夏こそ甲子園に出たい」と話し、甲子園出場を固く誓った。

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旭川実が初戦で旭川明成に競り勝った。プロ注目の最速148キロ右腕、田中楓基(3年)が9回4安打12奪三振完封。

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