注目左腕・箕島の中川大雅投手は、「大学で力をつけて」プロを目指す

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智弁和歌山との初戦で先発したものの、2回途中に3失点で降板した箕島の中川大雅投手は、大学に進学する方針を明らかにした。

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143キロ左腕

中川大雅投手は最速143キロの速球を投げる左腕投手で、DeNA・中川虎大投手の弟としても注目され、プロのスカウトもマークをしていた。

しかし、この日は智弁和歌山との初戦で先発をしたものの、制球が定まらずに1回1/3で2安打6四球3失点と結果が出せずに降板した。「自分の投球ができなかった。ブルペンでは調子が良かったが、マウンドでは絶対に抑えるという気持ちから力んでしまった」と話す。

試合後に進路について聞かれると、「現状では無理なので、大学で力をつけて目指す」と、現時点での実力ではプロ入りは難しいとし、大学に進学することを明らかにした。

まだフォームが安定しているとは言えない感じで、兄よりも粗さがあり、力強さもまだ足りない印象がある。投球をしっかりと支えられる下半身を作り、フォームと制球の安定をしてゆきたい。高い素質であることは間違いない。

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昨秋の新人戦と県大会に続いて宿敵に敗れ、最速143キロ左腕は「自分の投球ができなかった。ブルペンでは調子が良かったが、マウンドでは絶対に抑えるという気持ちから力んでしまった」と三度目の正直を果たせず、肩を落とした。「(プロは)現状では無理なので、大学で力をつけて目指す」と目を潤ませた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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