市岐阜商で最速146キロの速球を投げる投手として注目された高橋知亜投手が、大学進学を表明した。
8回に力尽きる
146キロの速球を投げ、キレの良い球にプロも注目をしていた高橋知亜投手、今大会も準々決勝の岐阜城北戦で完封、準決勝の大垣日大戦で1失点で完投し、決勝に進出した。
この日は、その2試合の疲労もあり先発をしなかったが、2回途中に先発投手がピンチを作るとリリーフで登板した。1点を先制されたものの、2アウト満塁のピンチで144キロの速球で追い込み、最後はレフトフライに打ち取った。
その後は6回まで抑えると、味方も5回、6回に点を奪って2-1と逆転した。しかし、強打の県岐阜商の毎回のプレッシャーに、徐々に疲れも見え始め、7回に同点に追いつかれると、8回は味方が1点を勝ち越したものの、その裏に2失点し、3-4で敗れた。
試合後に高橋投手は、「甲子園に行って名前を覚えてもらいたかった。大学で4年間鍛えてプロを目指したい。中日の柳さんのように狙って三振を取れる投手になりたい」と話す。プロ志望だが、大学でさらに成長してからプロ入りを目指す。
大学での成長と活躍を楽しみにしたい。

プロも注目する右腕は「甲子園に行って名前を覚えてもらいたかった。大学で4年間鍛えてプロを目指したい。中日の柳さんのように狙って三振を取れる投手になりたい」と、前を向いた。
3回以降は無失点に抑えて6回の勝ち越しにつなげるも、7回に同点適時打、8回には逆転2点適時打を浴び、「磨いてきた真っすぐで詰まらせることはできたのですが…。日ごろの行いが出ましたね」と苦笑い。ただ「岐阜県内で一番長い夏を過ごせました」とやり切った様子で、進路は大学に進学することを明かした。
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