旭川実・田中楓基投手「指名されたら、12球団どこでも行く」松浦と同じ舞台で

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旭川実の150キロ右腕・田中楓基投手がプロ志望届けを提出、「指名されたら12球団どこへでもいく」と意気込みを見せた。

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150キロ記録

田中楓基投手は昨年夏の140キロ後半の素晴らしい投球を見せ、昨秋の北海道大会決勝では北海の左腕・木村大成投手と投げ合い、惜しくも0-1で敗れてセンバツ出場を逃したものの、田中投手のほうが高く評価されていた。

この冬は北海道から地元・日本ハムにドラフト1位指名された伊藤大海投手の動画などをチェックし、変化球の投げ方などを学ぶとともに、「結果を出せる選手は、しっかり考えているんだなと感じた」と地元のスターを参考にした。

この夏は旭川地区の旭川明成戦で150キロを記録、8球団スカウトが注目する中で力強い球を見せるなど成長した姿を見せたが、北海道大会では初戦の帯広大谷戦で6回途中6失点と調子を合わせることができず敗れた。

田中投手にはライバルと言える投手がいる。大阪桐蔭の松浦慶斗投手は北海道出身で、小学生時代に旭川新富少年団で一緒にプレーをしていた。松浦投手が甲子園で投げる姿をテレビで見て焼き付け、「今度こそ同じ舞台で競えたら」と話す。松浦投手が甲子園後に帰省した際には、大阪桐蔭のタオルをプレゼントされたという。

ドラフト会議では3位前後、上位指名の可能性もある。松浦投手とともに指名を受け、プロでは同じ舞台で投げ合いたい。個人的には将来、必ず出てくる投手だろうと思う。期待したい。

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幼なじみの存在も刺激になっている。大阪桐蔭の最速150キロ左腕、松浦慶斗(3年)は旭川新富少年団で一緒にプレーした仲。自身は聖地に立てなかったが、テレビで松浦の投球を目に焼き付けた。実家が徒歩約10分の近距離にあり、甲子園の後に一時帰省した松浦が田中の自宅を訪れた。「大阪桐蔭」とプリントされたタオルをお土産にもらった田中は「貴重なもの。驚いた」。松浦もプロ志望を明言しており「今度こそ同じ舞台で競えたら」とプロでの対戦を目標に掲げた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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