三島南の前田銀治選手に、阪神を除く11球団から調査書が届いていることがわかった。
プロとの面談で
三島南の前田銀治選手は182cm98kgの右投げ右打ちの選手で、投手として143キロの速球を投げ、打撃では通算31本塁打の長打力が光る。今年、センバツに出場すると、甲子園のフェンス直撃の打球を打ち、プロのスカウトも注目した。
夏は打撃を崩し、評価をさらに伸ばすことはできなかったが、それでもこれまでに11球団から調査書が届いており、プロトの面談を重ねていくうちに自信を深めているという。
面談について、「来てくださったスカウトの方と話をする中で、自分を評価していただいていることを感じました」と話し、「バッティングを評価していただけてるというのは聞いていたんですが、守備範囲が広いと言っていただいて自信になりました。」と守備でも評価されていることを聞いたという。
また、「何人かの方からお話いただいたのは、プロに入ったら底辺。挫折はいくらでもするけれど、それでも思っている選手像や3割30本30盗塁といった目標を忘れずに追いかけていけばいずれかなうと。そうなりたいのではなく、そうなるんだと思い続けなさい」と言われた事が印象に残ったと話す。
前田選手は、「悪いことを書かれていたらモチベーションが下がる」ので、普段はニュースやネットを見ないようにしているといい、「実際にスカウトの方とお会いして自分のレベルや立ち位置がわかりました」と話した。
肩の強さ、そして足もある右の強打者として、ドラフト会議での指名がありそうだ。

2021年プロ野球ドラフト会議(NPB新人選手選択会議)が11日(都内)に迫った。静岡県内高校生でただ一人、NPBでプレーすることを夢見て志望届を提出したのが三島南の前田銀治外野手(17)だ。指名につながる調査書は阪神を除く11球団から届いた。高校通算31本塁打を誇る強肩強打の俊足スラッガーが、期待を胸に現在の思いを吐露した。

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