センバツベスト4の浦和学院は、宮城誇南選手や4番の鍋倉選手などを、春季埼玉大会ベンチ入りの25人から外し、代わりに新しい選手が入った。その中に背番号21をつけ、一際目を引く選手が打席に立った。
公式戦初打席初本塁打
三上栞汰選手は192cm103kgの体があり、試合前の練習からその体が目をひいた。レベルの高いノックの中で、ファーストで柔らかい動きも見せていた。ただ、守備力や足などでやや課題もありそうで、この日の本庄戦でスタメンに名前はなかった。
しかし、5−0となった3回、代打で三上選手が登場すると、シャープに振り抜くスイングで、打球は広い県営大宮球場のレフトポール側に、綺麗に飛んでいった。
この日は7球団のスカウトが視察をしていたが、阪神の畑山統括スカウトは三上選手について「21番の子でしょ。ノックの時からうんと思って見ていたら、代打で出てバンって打ってね。スケールが大きくて魅力はあるよね」と評価した。
まだ、課題はあるかもしれないが、公式戦でまだ1打席の現時点でも多くの大学から誘いが来そうな、大きなポテンシャルを持った選手だと思う。見た感じ、かなり優しい子に見える。将来に向けて上手くケアをしながら、大きく成長してほしい。

3回2死三塁、代打で登場するとカウント3―1からの内角高め直球をフルスイング。高々と上がった打球は左翼の芝生席上段へ落ちた。公式戦初打席での初安打が2ランとなり「期待に応えたかったです」と笑みを浮かべた。パワーを誇る右打者は「打は粗さがあって守りも課題があった」(森監督)とメンバー入りを果たせず、センバツではアルプス席で太鼓をたたいていた。「勝ちに少しでも響くように応援していました」。大会前に調子を上げて公式戦で初めてメンバー入り。一振りで結果を出した。森監督も「完璧でしたね。悔しい思いもしてきましたし、狙い通りのスイングをしてくれました」とほめたたえた。

「(カウント3-1で)真っすぐしかないないと思って振った。森監督からチャンスがあるからと聞いていて、それがきょうで、期待に応えたいと思った」

3回には2死二塁から、身長192センチ、103キロの大きな体の三上栞汰内野手(3年)が代打で登場。カウントが1ー3から「真っすぐしかない」と振り抜いた打球は左越え2ラン。「打った瞬間、入ったと思った」。公式戦初打席、初安打が初本塁打。「バットを下に下ろすイメージでフルスイングです」と、持ち味を一打に込めた。

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