高松商のスラッガー・浅野翔吾選手が、清原和博氏に並ぶ高校通算64号ホームランを放ち、甲子園出場を決めた。この日は5球団のスカウトが視察し、阪神、埼玉西武、千葉ロッテなどは首脳クラスが視察した。
打ち直し
4回1アウト1,2塁の場面で浅野翔吾選手が打席に立つと、2球目のストレートを強振したものの、打球はレフトポール際を切れてファウルとなった。しかし、カウント2−2の6球目の真ん中高めの球を振り抜くと、左中間の芝生席に飛び込む3ランホームランとなった。この日は3打数3安打2四球だった。
これで高校通算64本塁打となり、試合も5点リードとした。英明の追い上げもあったが、6−4で勝利し3大会連続となる夏の甲子園出場を決めた。
この日は5球団が視察し、阪神は蔦村球団本部長、埼玉西武は渡辺GMなど、幹部クラスが視察をした。
埼玉西武・渡辺GM:「野球観を持っているし、雰囲気がある。スキを突いての進塁などは、常に集中していないと思い切ってできない。」
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「追い込まれても自分のスイングができる。チームのためにプレーするキャプテンシーがあるところも評価できる。打ち方的には井口監督に似ている。引きつけて打てて、選球眼も良い」
阪神・渡辺スカウト:「勝負どころでの勝負強さは素晴らしい。勝負を避けられても、仕留める確率が上がっている」
巨人・岸スカウトは「球場の雰囲気を変えることができる選手、精神的強さがある」
もともと高校NO.1スラッガーとして注目されているが、足・肩などの価値も非常に高く、そして勝負強さ、チームを勝たせる所など、本当に素晴らしい選手となった。ドラフト会議では1位指名が予想される。


ロッテ榎スカウト部部長(浅野について)「追い込まれても自分のスイングができる。チームのためにプレーするキャプテンシーがあるところも評価できる。打ち方的には井口監督に似ている。引きつけて打てて、選球眼も良い」

▼西武・渡辺久信GM 野球観を持っているし、雰囲気がある。スキを突いての進塁などは、常に集中していないと思い切ってできない。
▼ロッテ・榎康弘スカウト部長 キャプテンシーがあって、チームを勝たせようという姿は評価できる。ウチの井口監督みたいに、引きつけて打てる選手。


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