高松商で今大会1試合2本塁打を放っている浅野翔吾選手が、この日の近江戦で山田陽翔投手からもホームランを放った。試合には敗れ、プロ志望届けを提出することを明言した。
3本目
プロ注目の149キロ右腕・山田陽翔投手との対決が注目されたこの日の準々決勝の試合、浅野翔吾選手は1回の第1打席にレフトへ2ベースヒットを打つと、3回の第2打席では146キロのストレートを捉えてバックスクリーンに2ランホームランを放った。「完璧でした」と話した。
また、5回の第3打席でも初球を空振りし「真っすぐと思ったら、ストンと落ちた。さすがだなと思った」と話したが、138キロのツーシームをレフト前に運んだ。そして7回の第4打席は1アウトランナー1,2塁の場面で故意四球を宣告され、「あの場面ではさすがにないやろと思ってたんで、少しビックリしました」と話した。
8回もチャンスで打席が回ったが、山田投手が直前で足を痛めて降板し、星野投手と対戦してレフトフライに打ち取られた。試合は6−7で敗れたものの、山田投手との対戦は3打数3安打1本塁打と圧勝し、「めちゃめちゃ楽しかった」と話した。
試合後にプロ志望届については「出します」と明言し、「パンチ力を生かして、中距離打者としてチャンスを作る選手になりたい」と話した。長尾監督も「もう1つ上の世界で、もっと成長してほしい」と話し、プロ入りを後押しする。
浅野選手は今大会打率.700、3本塁打を記録し、高校通算を67本塁打とした。足も肩でもアピールをしており、ドラフト会議では1位指名が予想される。それは単独指名ではなく競合指名となる可能性も高まった。

長尾監督が「もう1つ上の世界で、もっと成長してほしい」と後押しする超高校級スラッガーは、今後、プロ志望届を「出します」と明言した。ドラフトでは1位重複指名の可能性もある。

進路について「プロ志望届は提出しようと思っています。パンチ力を生かして、中距離打者としてチャンスを作る選手になりたい」と次のステージへの挑戦を明言し、聖地を後にした。




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