大阪桐蔭は、松尾汐恩捕手、川原嗣貴投手、海老根優大外野手の3人がプロ志望届を提出することがわかった。
U18代表
昨秋の明治神宮大会と春のセンバツで優勝した大阪桐蔭、黄金メンバーとして進路が注目されていたが、松尾汐恩捕手、川原嗣貴投手、海老根優大外野手がプロ志望届を提出することが分かった。
ともに侍ジャパンU18代表に選出され、先日までアメリカでW杯を戦っていた。大会も終わり帰国すると、それぞれ進路について整理した。松尾選手は甲子園で通算5本塁打を記録、U18W杯でも木製バットで安定した打撃をみせていた。
川原投手は188cmの長身から148キロを記録、1年時にドラフト上位候補と注目され、2年時はやや調子が良くなく、大阪桐蔭の絶対的エースとはならなかったが、3年夏にその力を見せ、U18W杯ではスーパーラウンドのオランダ戦で5回3安打完封、3位決定戦の韓国戦ではリリーフで3回1安打3奪三振無失点とエースの投球を見せた。
海老根選手は182cm86kgながら50m6.0秒の足と強肩があり、高い身体能力が注目されていた。打撃でもまだ粗さがあるが痛烈なライナーでスタンドに飛び込むホームランを放ち、甲子園通算3本塁打。中日の平田選手のような感じの打撃を見せる。
この他にも伊藤櫂人選手がU18代表入りしており、1番サードで強烈な打球を打つ選手でドラフト会議で十分指名されるレベルだが、プロ志望届は提出しない。また、150キロを記録した別所孝亮投手、186cm左腕の川井泰志投手、4番として強烈な打撃を見せた丸山一喜選手などもプロ志望をせず、それぞれの進路に進んでいくが、そこで1年目から活躍が期待される。


上位候補の松尾は、甲子園で史上10人目の通算5本塁打をマーク。遊撃や三塁も守れる。背番号1の川原は最速148キロで、188センチの長身も魅力。松尾はU18W杯でオールワールドチーム(ベストナイン)の捕手部門、川原は救援投手部門と最優秀投手賞に選ばれた。海老根は甲子園で通算3本塁打を放ち、強肩、俊足と三拍子がそろう。
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