高校野球秋季岩手大会では準決勝で花巻東と盛岡大付が対戦し、花巻東が7−6で逆転勝利し東北大会進出を決めた。佐々木麟太郎選手が痛烈な打球で高校通算88号、推定130mの特大ホームランを放った。
ライト場外
佐々木麟太郎戦ッシュが0−3と3点を追う3回、2アウト1塁の場面でインコースのストレートを振り抜くと、打球はライナーでライト場外に消える推定飛距離130mの特大ホームランを放った。「本塁打が出たことよりも、あそこの場面でしっかりチームに流れをつくるために打てたことが一番良かった。記録とかを全然気にすることなく、チームが勝つことだけをずっと考えてました」と話した。
試合はその後、2−6と再び点差を着けられたが、4回に代打堀川選手の満塁ホームランで6−6の同点に追いつくと、7回には先頭の佐々木選手がショートへの当たりで一塁に激走して内野安打とし、2アウト3塁から相手エラーで決勝点となるホームを踏んだ。
これで花巻東は東北大会出場を決め、センバツ出場への道を歩んでいる。今夏に盛岡中央の152キロ右腕・齋藤響介投手と対戦した準決勝で2−3で敗れて甲子園出場を逃したが、佐々木選手は3回に守備で左人差し指を骨折していた。
今年のセンバツでは期待されたものの、1回戦で敗退し結果を残せなかった。甲子園の舞台でその力を見せるため、「まだまだこれから」と佐々木選手は話す。
高校通算も88本となり、中田翔選手の87本を抜いた。清宮選手の111本塁打の更新が徐々に近づいてきている。来年のドラフトの超目玉候補の活躍が期待される。
花巻東は佐々木麟の確信弾から反撃した。0-3の3回2死一塁、1ボールから内角直球を弾丸ライナーで右翼場外に持って行く推定130メートル弾で1点差。「本塁打が出たことよりも、あそこの場面でしっかりチームに流れをつくるために打てたことが一番良かった。記録とかを全然気にすることなく、チームが勝つことだけをずっと考えてました」と振り返った。
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