センバツに出場する仙台育英で、昨年夏の甲子園でも遊撃手のレギュラーとして活躍し、プロのスカウトも注目をしている山田脩也選手が、早くもプロ志望を明らかにした。
「高卒でプロに行くことが自分の目標」
山田脩也選手は昨年夏の甲子園で、2年生ながら2番ショートで決勝戦までの5試合全てに出場し、22打数8安打、3打点、2盗塁の成績でチームの初優勝に大きく貢献した。ショートの守備でもフットワークの良さが光り、プロのスカウトも高く評価をしている。
今年は主将に就任し、甲子園覇者のチームを率いるが、「高卒でプロに行くことが自分の目標。入学した時に須江先生からも、お前は早くシビアな世界に行かないとダメだ、と背中を押された。少しでも早くプロで活躍して支えていただいた方に恩返しをしたいと思います」と話し、今年のドラフト会議で指名されることを目標とした。
50m6.1秒の足と、遠投105mの肩があり、2番打者としてバントなど小技もできる選手。仙台育英の内野手では入江大樹選手が2020年のドラフト5位で東北楽天に指名されているが、185cmの大型内野手として打撃の面でも光っていた。山田選手も守備の面では非常に高く評価される。打撃でも東京ヤクルトの長岡秀樹選手くらいの粘り強さや感覚をアピールできれば、即戦力のイメージもスカウトができやすくなり、ドラフト会議で指名の可能性が高くなってくる。
センバツで注目したい。
2025年度-高校生内野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

【スポニチスカウト部(1)】仙台育英・山田脩也 守備力+硬軟自在の打撃魅力 - スポニチ Sponichi Annex 野球
今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。23年の第1回は昨夏、春夏通じて初めて東北勢の甲子園優勝を果たした仙台育英・山田脩也内野手(...
コメント