侍ジャパンU18代表候補強化合宿を4年ぶりに実施、代表候補選手は?

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日本高野連は26日、侍ジャパンU18日本代表候補選手の強化合宿を、4月4日から3日間行うと発表した。佐々木朗希投手などがいた2019年以来4年ぶりとなる。

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4月の時期の侍ジャパンU18代表候補合宿

侍ジャパンのTOPチームが世界一となったが、U18代表はW杯において世界一を取れていない。昨年もスーパーラウンドで韓国、アメリカに敗れ、3位決定戦で韓国に勝利して3位となっていた。

高校野球にとって悲願の世界一を目指し、これまでも様々な取り組みを行っていたが、2019年にはそれまで夏の甲子園大会の後に行われていた代表メンバーの合宿だけでなく、4月のタイミングで代表候補の強化合宿を実施し、佐々木朗希投手が163キロを記録して話題となった。しかしその年のW杯もスーパーラウンドで韓国、オーストラリアに敗れて5位に終わっていた。

そしてその後は新型コロナの影響により大会が中止となっており、昨年、3年ぶりにU18W杯が行われていた。

今年は具体的に国際大会の参加日程が決まっているわけではないが、順番としては2020年に中止となっていたBFU U18アジア選手権(台湾開催予定)が行われるとみられ、台湾、韓国などと戦う。前回の2018年は大阪桐蔭の根尾選手、藤原選手や、金足農の吉田輝星選手などを要し、日本(宮崎)で開催されたものの、韓国、台湾に敗れて3位となっていた。

今年の候補

今年の候補について挙げてみる。2019年4月には37選手が招集されており、投手、捕手、内野手、外野手の枠もその時と同じものとする。

侍ジャパンU18日本代表選手1次候補予想(37名)


選手名 高校 投打 センバツ出場

前田悠伍 大阪桐蔭 左左
平野大地 専大松戸 右右
高橋煌稀 仙台育英 右右
仁田陽翔 仙台育英 左左
森岡大智 能代松陽 右右
林謙吾 山梨学院 右右
日當直喜 東海大菅生 右右
福田幸之介 履正社 左左
盛田智矢 報徳学園 右右
高尾響 広陵2年 右右
升田早人 右右
下村健太郎 英明 右右
大室亮満 高松商 左左
東恩納蒼 沖縄尚学 右左
寿賀弘都 英明 左左
東松快征 享栄 左左  
坂井陽翔 滝川二 右右  
杉山遙希 横浜 左左  
中山勝暁 高田 右右  
盛永智也 国学院栃木 右右  

鈴木叶 常葉大菊川 右右
南川幸輝 大阪桐蔭 右左
坂根葉矢斗 履正社 右右
堀柊那 報徳学園 右右
知花慎之助 沖縄尚学 右右


山田脩也 仙台育英 右右
片井海斗 二松学舎大付2年 右右
小林隼翔 広陵 右右
真鍋慧 広陵 右左
小川大地 大阪桐蔭 右右
佐々木麟太郎 花巻東 右左  
佐倉侠史朗 九州国際大付 右左  
緒方漣 横浜 右右  
明瀬諒介 鹿児島城西 右右  


石野蓮授 報徳学園 右右
仲田侑仁 沖縄尚学 右右
山田太成 大阪桐蔭 左左

投手

投手については、センバツ出場をしなかったチームは春季大会に向けて取り組んでいることもあり、センバツに出場した選手が中心となりそう。大阪桐蔭の前田投手、専大松戸の平野投手を左右の軸とし、仙台育英の高橋投手と仁田投手、制球力の良い報徳学園の盛田投手、成長を見せた光の升田投手などが揃う。

センバツに出場しなかった選手では、左の152キロ右腕・享栄の東松投手と右の本格派・滝川二の坂井投手が招集されれば目玉となりそうだ。他にも1年時から実績のある横浜の杉山投手、国学院栃木の盛永投手を選出した。

他の候補としては日本文理の高橋史佳投手の他、センバツ出場組のハッブス大起投手や岩井聖投手投手といった素材型の選手をどこまで呼ぶかで、その中で高田の中山勝暁投手を1人入れた。

捕手

今年の捕手はセンバツ出場組のレベルが高く、誰が呼ばれてもおかしくない。その中で常葉大菊川の鈴木選手と報徳学園の堀選手は確定と見られ、後は打撃だったり他のポジションでやれる選手を選んだ。

内野手

センバツ出場の真鍋選手の他に、佐々木選手、佐倉選手のBIG3は呼びたい所だろう。またセンバツ出場組で2年生だが二松学舎大付の片井選手なども読べば、3人から教わる所も多いと思う。ただし、主砲タイプの一塁手が揃ってしまうため、二遊間を守れる選手として、仙台育英の山田選手、広陵の小林選手、大阪桐蔭の小川選手、横浜の緒方選手などを入れた。足のある二塁手で海星の2年生・田中朔太郎選手なども入れてみたいと思った。

外野手

外野手は2019年は3人しか呼ばれておらず、枠は非常に狭いが、内野手や捕手の中で外野を守ることになりそうだ。センバツでホームランを放った沖縄尚学の仲田選手は当確と見られ、あとの2人を同じくホームランを放った報徳学園の石野選手と、俊足の1番打者・大阪桐蔭の山田選手を選んだが、2年生の百々愛輝選手や山梨学院の徳弘太陽選手、履正社の西稜太選手、快足の岩本聖冬生選手なども可能性がある。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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