この日から始まった侍ジャパンU18代表候補の強化合宿、1日目は約3時間の軽めの練習だったが、代表の馬淵監督は山形中央の二刀流・武田陸玖選手の名前を挙げ、高く評価した。
二刀流
練習だけの初日だったが、馬淵監督は武田陸玖選手の名前を挙げ、「打撃、投球ともに素晴らしいと感じました」と高評価を示した。
武田投手は投げては最速147キロの速球を記録する左腕投手で、打っても高校通算28本塁打の長打力があり、今回の代表では唯一の二刀流選手となっている。この日はブルペン投球をした後にディー打撃を行い、二刀流のメニューをこなした。
この日の感想について武田選手は、「自分のことを見てもらえることはうれしいし、ありがたいです。テレビの中で見ていた人が目の前にいて緊張したのですが、自分なりに自分の良さ、やってきたことは出せたと思う」と話した。
センバツなどに出場していない選手では三刀屋の高野颯太選手も注目される。抜群の長打力が評価される選手で、高校通算26本塁打を放ち、ある球団のスカウトは「内角を攻められた次の外角スライダーを右中間へ運んだ本塁打は見事だった。飛距離が出る上に広角に打てる打撃は魅力」と評価するなど、スラッガーとして注目されている存在だ。
代表候補に選ばれた時は「びっくりしました。」と話し、この日も「全国のレベルの高い選手と一緒にプレーできて、びっくりが一番大きかったです」と話す。2月に左手の有鉤骨を骨折し、この日はフリー打撃は行わずにディー打撃だけだったが、広陵の真鍋慧選手などと練習し、得たものは大きかっただろう。
最近の練習試合ではホームランを放ったといい、今日行われる紅白戦に出場すれば注目されそうだ。




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