侍ジャパンU18代表候補強化合宿に参加した、常葉大菊川の鈴木叶捕手を、中日の編成部長が評価した。
肩が強く、スローイングも速く
「センバツでも専大松戸の平野くんの球を捉えたつもりが捉え切れていなかったので、そのあたりが一番の課題です。あらためて、ああいう球を打たないといけないと思いました」と話す鈴木叶捕手は、合宿でトップクラスの選手と過ごす中でも、「打撃は全然、力不足だと思っています。夏まで時間は限られていますが、何とか上げていきたい。特に、速い真っすぐをしっかり捉えられるように練習していきたい。打球の質より、コンタクト率を上げたい」と話し、打撃の課題を挙げ、コンタクト率を高めていくと目標を設定した。
一方、守備の方では享栄の東松快征投手や大阪桐蔭の前田悠伍投手といった、トップクラスの投手の球を受け、「どの投手も真っすぐがすごい。速い真っすぐがあっての変化球なので、まず真っすぐをどれだけ投げられて、変化球が生きてくるか」と話すも、捕手としての自信をつけた。
合宿最終日も視察をした中日の松永編成部長は、鈴木選手について、「肩が強く、スローイングも速く2秒を余裕で切る」と、二塁送球が余裕で2秒を切る送球に注目した。
この合宿を経て打撃でも高めることができれば、秋のドラフト会議では指名がありそうだ。
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合宿最終日を視察した中日の松永幸男編成部長も「肩が強く、スローイングも速く（捕球から二塁到達まで）２秒を余裕で切る」と注目する捕手。この合宿を契機にさらに成長を期している。
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