【侍ジャパンU18代表】馬淵監督が山形中央・武田陸玖選手を投打に評価「一級品」

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侍ジャパンU18代表候補強化合宿は3日間の日程を終えた。馬淵監督は山形中央の武田陸玖選手について「ちょっと違った。投手としても素晴らしいし、打者としても一級品」と高く評価した。

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二刀流起用も

3日間の日程を終えた馬淵監督は、初日から高く評価をしていた山形中央の武田陸玖選手について、「ちょっと違った。投手としても素晴らしいし、打者としても一級品。スピードはNO.1だと思うよ」と話し、スイングスピードの速さもトップと評価した。

投げては147キロの速球を投げる左腕投手で、打っても高校通算28本塁打を放つ二刀流、前日の紅白戦では先発投手として2回を投げて無失点、打っても2試合で6打数2安打を記録した。紅白戦では外野手としても出場し、馬淵監督は「うまかった。運動能力が高い」と評価した。

秋に行われるU18W杯に大谷ルールが適用されれば、二刀流の起用は「当然ある」と馬淵監督は力強く語った。代表入りはほぼ確定という感じで、どのように使っていくかの段階に入っているように見える。

「本当にありがたい。自分なんかでいいのかな」と話したものの、プロ志望の意思が強い武田選手は「3年後のWBCで大谷さんと一緒に世界一を獲ることが目標です」と目標について語った。

長打を打てる選手

馬淵監督は、昨年行われたU18W杯でスピードを重視したスタイルで挑んだものの3位に終わった。「もう一つ上のレベルを狙うには、長打を打てる打者が必要。戦い方も幅が広がる」と話し、長打力のある選手を探している。

今合宿でも広陵の真鍋慧選手、九州国際大付の佐倉侠史朗選手、三刀屋の高野颯太選手を招集して注目し、真鍋選手などには「彼の持ち味は長打。反対方向に打つ意識も間違いではないが、引っ張れるボールは引っ張った方がいい。」と打撃フォームなど指導もした。

今後、明徳義塾を率いる中でも、他の高校のスラッガー候補に注目していくと見られ、花巻東の佐々木麟太郎選手や鹿児島城西の明瀬諒介選手なども候補に入ってくるかもしれない。

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