高田高の中山勝暁投手が4月に149キロを記録、中日スカウト「レベルが高い」

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三重県の高田高校で、2年時に140キロ中盤の速球を投げて注目されている中山勝暁投手が、4月に149キロを記録していたことがわかった。

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中日スカウトが評価

中山勝暁投手は178cm81kgの右腕投手で、中高一貫校の高田高校では医者の祖父に憧れて医学部を目指している。「楽しくやりたい」と中学の時に軟式野球部に入部すると、肩が強くて捕手としてプレーした。

しかし、中学3年時に地区の選抜チームに選ばれると投手として投げ、その投球が注目された。高校に進学すると硬式野球部に入部し、1年春129キロだったが、その夏に132キロ、秋に142キロと一気に球速をアップさせ、2年時には145キロを記録していた。

今年3月には練習試合でセンバツに出場する東邦高と対戦し、5回を投げて10奪三振1失点に抑える投球を見せた。この試合には7球団のスカウトが視察していた

また、4月にはブルペンで最速149キロを記録、中日の清水スカウトは「ベース板でグッとくる球質。真っすぐ、スライダーともに力もキレもあり、レベルが高い」と評価している。

将来は医者になる夢がある中山選手、野球の練習が終わって帰宅すると、夜11時まで勉強をし、朝は5時に起きて勉強時間に充てているという。「プロから話があれば行きたい気持ちもある。野球も勉強もどっちもしっかりやりたい」と話し、まだ進路を絞らずにいる。夏の大会で非常に注目される事になると思うが、プロ側がどのように評価し、中山選手がどんな選択をするかが注目される。

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今年3月の練習試合ではセンバツで2勝を挙げた東邦打線を5イニング1失点、10奪三振に抑え、「投球内容よりも燃える気持ちがあった」と強豪相手の快投で自信をつけた。4月にはブルペンでの投球で149キロを計測。中日の清水スカウトは「ベース板でグッとくる球質。真っすぐ、スライダーともに力もキレもあり、レベルが高い」と評価する。

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