日本学生野球協会とNPBエンタープライズは、8月28日に東京ドームで、侍ジャパンU18代表壮行試合として、高校日本代表vs大学日本代表の試合を行うと発表した。
壮行試合
毎年恒例の楽しみなイベントが今年も開催される。
高校日本代表は8月31日に台湾で開幕する、U18W杯で悲願の優勝を目指すが、東京オリンピックの金メダル、そしてWBCの優勝の流れを引き継ぎたい。
高校日本代表は、4月に行われたU18代表候補選手強化合宿に参加したメンバーや、夏の甲子園大会で活躍した選手が選出される事になりそうで、大阪桐蔭の前田悠伍投手や享栄の東松快征投手のドラフト1位候補左腕コンビが、問題なければ選出されることになりそうだ。

大学日本代表は、12月に行われた大学代表候補強化合宿のメンバーを中心に、来週から行われる大学野球選手権に出場した選手などが、その後に行われる大学代表候補合宿に収集され、7月7日からアメリカで行われる日米大学野球選手権に出場する。
東洋大の細野晴希投手や中央大の西舘勇陽投手、青山学院大の常広羽也斗投手、大阪商業大の上田大河投手など錚々たる投手陣が集まりそうだ。

しかし、高校・大学の代表チームとも、ポジションに偏りがあるように見える。高校代表は強打タイプの内野手で、一塁を守るが多く、真鍋慧選手や佐倉侠史朗選手、そして花巻東の佐々木麟太郎選手も候補となると思うが、二遊間や外野手の選手が課題となりそうだ。
大学代表も広瀬隆太選手や上田希由翔選手がいるが、二遊間や外野手で、更に力のある選手がほしいという印象があり、3年生の宗山塁選手と渡部聖弥選手に頼る形になってしまうかもしれない。
大学野球選手権や夏の高校野球で活躍すれば、代表入りのチャンスがある。



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