幕張総合の早坂響投手、150キロ対決は次はプロの舞台で

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ZOZOマリンで行われた専大松戸vs幕張総合の試合、専大松戸・平野大地投手と、幕張総合・早坂響投手の150キロ超の球を投げる二人が対戦した。

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11球団18人スカウト視察

先発した早坂響投手は、これが4試合目の登板となる。昨年夏は捕手としてプレーし、秋野大会は背番号12で控え選手だった。そこから投手に転向するとこの春までに150キロの球でプロが注目する投手となったものの、投手として、エースとしてここまで投げたことは初めてだった。

相手は専大松戸、同じく150キロ超の球を投げ注目される平野大地投手。対決は目標としていたものだったが、体力的にもチームの総合力的にもやや分が悪かった。9回を投げて4安打4奪三振、7四死球を与えて6失点したが、128球を完投し、150キロも記録、強力打線を6点に抑えた。

試合後に「高校野球、やりきったなという思いです。やれることはやったと思えるくらいやってきたので」と話し爽やかだった。

この日は11球団18人のスカウトが視察し、

埼玉西武・前田チーフスカウト:「早坂君はボールが強いのが魅力。」

東京ヤクルト・丸山スカウト:「しっかりスピードも出ていたし、強い気持ちを持っている」

早坂投手は「プロの世界でやりたいです。見ている人をアッと言わせる投手になりたい」と話した。次はプロのステージで、同じくプロを目指す平野投手と投げ合いを見せてくれそうだ。

外部のトレーナーの北川氏の指導もあり、SNSでも話題となり、これだけ短期間でドラフト注目の選手となった。今後の選手の育成やスカウティングにおいて、いろいろな点で新しいケースとなったのではないかと思う。

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最速151キロ右腕対決に11球団18人スカウト視察 専大松戸・平野大地が完投で制す/千葉 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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