報徳学園が敗退、プロ注目の堀柊那捕手「プロになれるなら行きたい」

夏の高校野球兵庫大会では、センバツ準優勝の報徳学園が神戸国際大付と対戦し、2-3で敗れた。プロ注目の高校NO.1強肩捕手・堀柊那捕手は試合後にプロ志望を表明した。

やり切りました

この日はともに優勝候補で実力校の神戸国際大付との試合で、センバツ準優勝の報徳学園にとっても強力な相手だった。

3番捕手で出場した堀柊那捕手は0-1の初回に、1アウト2塁の場面でレフトオーバーの同点タイムリーを放ったものの、その後は抑えられて4打数1安打だった。試合は7回に1点を失ったものの、その後に1点を奪い返し1点差のままで終盤を迎えたが、あと1点が届かなかった。

主将としてチームを率いてきた堀選手は、「絶対に皆が逆転してくれると信じていました。劣勢だったけど、ずっと楽しかった」と話し、「やり切りました」と話した。センバツでは全国準優勝を飾るなど華々しい高校野球の3年間だった。

しかし、ミーティングでは号泣した。やはり夏の甲子園、そして届かなかったあと1勝を取りに春から取り組んできた感情が抑えきれなかった。

抜群の肩を持つ堀選手は、4回戦では特大のホームランを放つなど打撃でもアピールをすることができた。進路について聞かれると、「プロになれるなら行きたいです」と話した。次はプロでその強肩を多くのファンに見せつけて欲しい。

ドラフト会議では捕手の欲しい球団を中心にドラフト3位前後で指名されると予想する。