滋賀学園・岩井天史遊撃手は1安打で敗退、9球団スカウト視察し広島が評価

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春季高校野球近畿大会では、滋賀学園のプロ注目遊撃手・岩井天史選手が登場し、9球団のスカウトがそのプレーを視察した。

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完封負け

智弁和歌山と対戦した滋賀学園だが、智弁和歌山の先発・渡辺颯人に8回まで無失点におさえられ、9回には197cmの右腕・中西琉輝矢投手に3人で抑えられて0-4で完封負けした。

プロ注目の岩井天史遊撃手は初回にレフト前に安打を打ち、「感触は良かった」と話したが、「あの一本だけに終わってしまった。もっとチームに流れを呼ぶ打撃をしないと」と話した。

この日は大阪学院大高の今坂幸暉選手や智弁和歌山の花田悠月選手といった内野手が注目され、9球団のスカウトが視察に訪れて比較しながらチェックをしたと見られるが、広島の鞘師スカウトは岩井選手について「ミート力がある。肩が強い」と評価した。

高校生遊撃手は東では花咲徳栄の石塚裕惺選手、専大松戸の中山凱選手、桐光学園の森駿太選手、桐朋の森井翔太郎選手などが注目されるが、西の代表格として岩井選手、今坂選手などがおり、他にも金沢高の斎藤大翔選手、愛工大名電の石見颯真選手、滋賀短大付の小橋川拓選手などもいる。

NPB球団もこれから各地でリストアップされた遊撃手を比較検討していくことになるが、それぞれの選手のタイプを見てどの部分を評価していくのかが注目される。

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