福岡大大濠が決勝で敗退、１４９キロ右腕の柴田獅子投手はプロ志望届け「出します」

夏の高校野球福岡大会は決勝戦が行われ、福岡大大濠が西日本短大付に２-５で敗れ、甲子園にあと一歩届かなかった。プロ注目の柴田獅子投手は試合後にプロ志望を表明した。

二刀流

福岡大大濠の柴田獅子投手はこの夏、最速149キロの力強いストレートとともに、4番打者としてk芳烈なホームランを放ち、高校通算19本とした。

この日は2回1/3を投げて6安打1失点、2回に4連打を浴びるなど打ち込まれると、3回1アウト2塁の場面で降板した。打撃では2安打1打点を打ち勝利に挑戦したが届かず、「自分がチームを勝利に導くことができなかった。やっぱり抑えないといけなかったと思います」と話した。

試合後には「自分たちの完敗。でも、できることはすべてやってきたつもりなので。そこは悔いとかはない。こういう大事な場面でチームを勝たせられる選手になっていきたい」と涙を見せなかった柴田選手、プロ志望届について聞かれると、「はい。出します。今日の課題を次につなげていきたいです」と力強く話した。

ドラフト会議では3位前後の指名となるのではないかと予想する。投手としてもまだまだポテンシャルも十分あり能力が高いが、千葉ロッテの田中晴也選手のように、野手としてプロで活躍をしていくかもしれない。

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