大激戦となった健大高崎と前橋育英の群馬大会準決勝では、箱山遥人選手が9回にレフト場外に飛び出す特大のホームランを放った。
確信歩き
やや甘めのストレートだったが、軽いスイングでバットが自然に出た感じで捉えると、打球は打った瞬間にわかるレフトスタンドの場外に飛び出すホームランとなった。「去年、ここでぎりぎりファウルの場外はありましたが、ホームランは初めて。打った瞬間にわかりました」と話す高校通算35号ホームランだった。
箱山遥人選手はセンバツでもレフト方向に鋭い打球を飛ばしており、高校生の選手野中で打撃はトップクラスだと思うが、150キロの速球を投げる右腕と、140キロ中盤と鋭い変化球を操れる左腕の2人の2年生を好リードし、またチームの主将としても高いリーダーシップが評価された。
この日は中日の松永スカウト部長が視察、「力がなければ、新基準のバットであれだけ飛ばせない。肩も強いし将来が楽しみ」と評価した。
打撃の良い高校生捕手として、実績もすでに十分であり、おそらく今後は侍ジャパンU18でも活躍を見せてくれるだろう。秋のドラフト会議では高校生野手のトップクラスとして1位か2位での指名となるのではないかと思う。

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