センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は青森山田高校。
青森山田高の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:佐藤洸史郎外野手
体は175cm70kgと大きくないが、思い切りの良い打撃の1番バッターで昨年は公式戦で5本塁打、ベスト4に進出した甲子園の一発に続き、秋も2本塁打を放つ長打力が光る。また秋は15安打でチーム最多、打率.405と率も残せる。外野手としてのプレーも華があり、目を惹く選手だ。
海老名選手が183cm84kg、伊藤選手が185cm84kgという大型の二遊間で、蝦名選手は昨夏の甲子園もセカンドのスタメンで出場した。体のサイズからすると長打力というよりは出塁や二塁打を期待できる感じで、守備は迫力があるものの秋は失策もしておりまだ磨く必要がある。
注目度B:下山大昂投手
昨夏の甲子園でも2年生ながら準々決勝、準決勝など3試合で先発を任された。秋はリリーフとして先輩の関浩一郎投手が担ったようなロングリリーフもしている。球速も140キロ台に乗せてきている。
注目度C:菊池統磨投手
182cm70kgの右のサイドハンドの投手で秋は27回0/3を投げて27奪三振を記録している。インステップで投げられる横からの角度のある球に注目
注目度C:菊池伊眞三塁手
昨夏の甲子園も三塁手のレギュラーとして出場、体は172cm72kgと大きくないが秋は2本塁打を放っている。遠投110mの強肩で体にパワーのある選手。
注目度C:佐藤隆樹中堅手
昨夏の甲子園ではレフトでスタメン出場し、長野日大戦で3安打など安打を打てて、50m6.0秒の足で盗塁もできる選手。
チーム
1番の佐藤洸選手のパンチ力から打線がスタートし、3番・伊藤隆選手、4番・蝦名選手、5番・菊池選手の夏の甲子園ベスト4のクリンナップが繋がりをみせ、6番・伊藤選手も迫力がある。ただし、まだ得点力が低く、個々の打者のパワーアップと共に打線の入れ替えもあるかもしれない。
投手は乕谷投手が先発し、菊池投手がつないでリリーフエースの下山投手が抑える継投、昨年の関浩一郎投手・櫻田朔投手のような迫力は無いものの、しっかりと抑えることができる力を持っている。
投手が1点を与えるか与えないかの投球を見せ、打線は4点くらいを奪う。個々の打者を見るともっと得点力があっても良い印象でセンバツで攻撃がどのようになるか注目したい。
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