侍ジャパンU18代表は今日、U18アジア選手権の行われる台湾へと飛び立つ。前日の練習ではノックなどで守備の連携などを確認した。U18アジア選手権の先発とスタメンを予想してみる。
スーパーラウンド1戦目を重視か
投手陣については、先発は4人で回す。名前は挙げなかったものの、大学代表との試合で先発し3回を投げた中崎琉生投手と2回を投げた今朝丸裕喜投手、そして198cm左腕の藤田琉生投手が有力となる。
リリーフ陣は大学代表戦でも巧みな投球を見せた間木歩投手を中心に、まだU18代表では登板していない坂井遼投手、二刀流の櫻井椿稀投手が中心になりそうだ。坂井投手はまだ甲子園での疲労が残っているとし、この日はブルペン投球を志願したようだが小倉監督が「我慢しとけ」と無理をさせなかったという。
あとは大学代表戦で投げた左腕の田崎颯士投手と、登板しなかった右腕の高尾響投手がユーティリティーとして先発とリリーフで投げる事になりそうだ。球数制限があるものの7イニング制で、昨年も前田悠伍投手が決勝戦で完封するなど、先発投手の調子が良ければ最後までいかせる可能性もある。
先発投手の予想をしてみると、
日付(9月) | 対戦相手 | 先発投手 |
2日 | 香港 | 中崎琉生 |
3日 | スリランカ | 今朝丸裕喜 |
4日 | フィリピン | 田崎颯士 |
(グループB1位で突破と想定) | ||
6日 | グループA1位(台湾・韓国が有力) | 中崎琉生 |
7日 | グループA2位(台湾・韓国が有力) | 今朝丸裕喜 |
8日 | 順位決定戦 | 藤田琉生 |
スーパーラウンドで中崎投手を中心にすると、6日と8日の先発にしたい所だが、まずは決勝戦に出場するために6日の試合を最重視し、決勝戦は総力戦という事にもなりそうだ。
打順
小倉監督は攻撃陣について、大学日本代表との壮行試合から打順を一部変更する。この日もシート打撃でその打順を試したという。
予想されるスタメンはこちら。
1番・境選手は抜群の俊足もあり1番が有力だが、打撃も好調の高山選手が1番に入る可能性もある。
2番、3番は打撃と足が安定している高山選手と石塚選手を並べる。壮行試合で2番を打っていた宇野選手は三振も多いが、打球の強さはトップクラスで、ランナーを返す役割として4番にする。
5番は徳丸選手で左打者を入れ、6番DHは流動的だが、相手に応じて花田選手と櫻井選手をいれる。ここで大味な打撃にならずにしっかりとヒットを打てれば楽な試合展開にできるかもしれない。
7番以降打撃はやや課題だが、守備を考えると熊谷選手、山畑選手、浜本選手となりそうで、ここで出塁を稼いで一番にまわして行けるかがポイントとなるかもしれない。
捕手が2人しかいないため、箱山遥人選手をDHで使うことは難しいが、打撃を優先すると次のようになるかもしれない。
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