青森山田で夏の甲子園をわかせた関浩一郎投手と原田純希選手が、共に亜細亜大に進学し、4年後のプロ入りを目指す。
プロ志望届を出さず
関浩一郎投手は186cmから152キロの速球を投げ、特に今夏はエースとして素晴らしい投球を見せると、甲子園でも春はベスト8、夏はベスト4に進出するなど今年の高校野球を代表する投手の一人だった。また手法の原田純希選手も170cmと身長は高くないが、94kgとややずんぐりした体から高校通算28本塁打を放ち、夏の甲子園でも主砲としてチームを引っ張った。
共にプロ注目の選手だったが、ふたりともプロ志望届は出さずに進学することを決め、この日、亜細亜大に進学することがわかった。
関投手は「やるべきことを具体的に考えていきたい。環境が変わるけど、一番は自分の感覚を大事にしてやっていきたい」と話し、亜細亜大で成長して、「大学でしか味わえない経験もある。それを強みにして即戦力として入っていきたい」と4年後のプロ入りを目指す。そして「160キロが目標です」と力強く話した。
また原田選手は亜細亜大の練習を視察した際にオープン戦を見て、「速い球にも振り負けていなかった。あのくらいやれないとダメなんだと思った」と打撃に驚かされた。そいて今は「木製に慣れることが一番。」と木製バットを振り続けている。
昨年の明治神宮大会に出場した際に、練習場所として亜細亜大を利用していた。その時に「とてもいい施設だな、ここでやればプロに近づけるんじゃないかな、と思った」と話し、進路の一つと考えていたという。
大学4年間の目標としては、「大学ジャパンに選ばれてスタメンで出る。打撃でチームの勝利に貢献できるように、主力としてやっていけたらいい」と話す。
このまま順調に行けば4年後にはドラフト候補になるのは確実ではないかと思う二人、4年間の成長と4年後のドラフト会議が今から楽しみだ。
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