花巻東で最速150キロの速球を投げて注目された小松龍一投手が、早稲田大に進学し、4年後のドラフト上位指名を目指す。
「4年後ドラフト上位」
小松龍一投手は2年夏の甲子園で150キロの速球を投げ、ドラフト候補として注目されていた右腕投手だったが、制球の課題などもあり今年は調子の良くないままだった。最後となる3年夏の甲子園では、昨年のように甲子園で化けることも期待してか、滋賀学園戦で先発をしたものの、2回3失点で降板して期待に答えられなかった。
プロも注目をしたが今年の2月には早稲田大の練習を見学し、「統率の取れた行動や緊張感のある練習を見て、このチームで野球をやりたいと思いました」と話す。エース・伊藤樹投手(仙台育英出身)の投球を見て、「ボール1球の出し入れをする制球力を見て、自分は足元にも及ばないと力の差を感じました」と話し、「どこか力頼みで、ボールも9分割に投げられるような感じではなくて、内か外の2分割くらいの狙いでしか投げられなかった部分がある」と自らの足りなさを実感した。
結局、プロ志望届は提出せずに早稲田大に進学することを決めた小松投手は、「4年後ドラフト上位」を目標とする。まだまだ課題は多いが、一つずつ乗り越えてゆき、4年後は神宮でエースとして初戦のマウンドに立ち、力強い150キロの速球をコントロール良く投げられる投手になっていたい。
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