八戸学院光星で左右エースとして注目された洗平比呂投手と岡本琉奨投手が、新たな進路から3年後、4年後のプロ入りを目指す。
洗平投手は手術を受ける
洗平比呂投手は1年夏の甲子園から活躍を見せると、独特のフォームから147キロの速球を投げ、3度の甲子園で6試合に登板をし、今年の高校生左腕の有力投手として注目をされ続けた。
しかし、3年時はセンバツの時から左肘痛に悩まされて本調子ではなく、青森大会の準々決勝では青森山田戦で先発したものの、4回途中2失点で降板した。夏の大会後はプロ入りを断念して左肘の手術を行った。
進路はJR東日本を選んだ。「プロの次にレベルが高い。自信はあるけど最初はうまくいかないと思う。それでも先輩たちがどんなリードをしてくれるのか楽しみ」と話し、レベルの高い舞台で成長をし、「次に目指すのはプロ。すぐに活躍できるような実力をつけていきたい」と話した。
12月に入って短い距離でキャッチボールができるようになり、「もう痛みはない。ここから状態を上げていきたい」と話す。3年後のドラフト会議で1位候補として注目される投手になるだろう。
岡本琉奨投手は148キロの速球を投げる右腕投手として、洗平投手と共に注目された。特に昨夏、今春の2度の甲子園に出場すると、洗平投手が不調だった今年はエースとして好投を続けた。「比呂が投げていて、より一層甲子園に出たい思いが強くなった。投手陣のみんながいたから成長できた」と話す。
岡本投手はプロ志望届を提出したものの指名はなく、東日本国際大に進む。「どれだけ評価されているか知りたかった。まだ未熟だと分かったし、大学経由で行きたい」と話し、4年で成長して次こそドラフト会議で指名される投手になる。
コメント