全国高校野球選手権大会はに出場した選手について、元横浜DeNAスカウト部長・吉田孝司氏など横浜DeNAスカウトが評価した。
元DeNAスカウト部長・吉田孝司氏が選ぶ「2年生四天王」
巨人の捕手としてV9に貢献し、DeNAでスカウト部長を務めた吉田孝司(よしだ たかし)氏は、今大会で特に目立った選手として4人の2年生投手を「四天王」と命名。それぞれの個性を絶賛した。
横浜・織田翔希投手(右腕):「OB・松坂大輔の再来を予感させる投球術と勝負強さが光る」
山梨学院・菰田陽生投手(右腕):「1メートル94の長身は花巻東時代の大谷をほうふつとさせるスケール」
聖隷クリストファー・高部陸投手(左腕):初出場のチームを聖地初勝利に導く1失点完投勝利。
沖縄尚学・末吉良丞投手(左腕):金足農を相手に14奪三振の圧巻の完封劇。
吉田氏は、「4人がそれぞれ異なる長所を持っていて面白い」と、来年のドラフト戦線を賑わすであろう逸材たちの競演に目を見張った。また野手でも、
花巻東・古城大翔内野手:元DeNAスカウト部長の吉田孝司氏は「今大会全選手の中で振る力はNo.1」と、そのパワフルなスイングを絶賛した。
3年生では健大高崎・石垣元気が筆頭
3年生では、やはり健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元気投手の評価が際立った。初戦で京都国際に敗れ、わずか2イニングの登板に終わったものの、甲子園最速タイとなる155キロをマーク。そのポテンシャルに各球団のスカウトが賛辞を贈った。
阪神・葛西稔スカウト:「甲子園で自分の投球がしっかりできている。ずっと安定してゲームが作れる」
野手についうて吉田氏は、進学を決めている選手が多いとし、横浜・阿部葉太選手とともに、「捕手の中で目立っていた山梨学院の横山悠もその一人。」と話した。
その中でプロ志望する選手では神村学園の強打の遊撃手・今岡拓夢内野手の名前を挙げた他、横浜の二刀流左腕・奥村頼は天性の打撃センスがあるので野手としてプロで見てみたいと話した。





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