金沢高校新チームは144キロの2枚看板、沖縄・石川親善試合で収穫と課題を見せる

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第9回沖縄・石川親善高校野球交流試合が25日、石川県小松市の弁慶スタジアムで行われ、今夏の石川大会で準優勝だった金沢高校が、ウェルネス沖縄と5-5で引き分けた。ともに144キロを記録する丹保友佑投手と鈴木耀晟投手が登板し、収穫と課題が見えた一戦を、秋の大会へと繋げる。

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2年生W右腕が粘投、秋へ期待

この日は親善試合でウェルネス沖縄と対戦した石川高校は、マウンドでは、新チームの柱となる2年生W右腕が可能性を示した。先発した144キロ右腕・丹保友佑投手(2年)は、6回を投げ7安打3失点と粘りの投球を見せると、7回からリリーフした同じく最速144キロ右腕の鈴木耀晟投手(2年)も、2イニングを1失点に抑え、ストレートは142キロをマークした。

試合は5−5の引き分けとなり、Wエースはともに失点して課題も見せると、チームでも5失策と守備の乱れも目立った。武部佳太監督は「夏とはメンバーががらりと替わる中、良い経験をさせてもらいました。普段の練習試合とは違う緊張感のある試合が出来ました」と、強豪との実戦経験を収穫に挙げた。

「最後の1球を取り切れなかった悔しさが残っている。新チームでは、1球にこだわって取り組んできました」。新キャプテンに就任した大関祐晴捕手(2年)は話す。夏の石川大会決勝では9回に追いつかれ、延長でサヨナラ負けを喫した。あの試合の記憶は、今も鮮明に残っている。この日も6回まで1-3とリードを許す苦しい展開だったが、最後まで集中力を切らさず、7回には4安打を集め一時逆転するなど、新チームの意地を見せた。

秋の石川大会は9月6日に開幕する。「まだ、ベンチ入りメンバーも、ポジションも決まっていない。秋は大会期間中に成長していく」と武部監督は、夏の悔しさを知る新主将と144キロの2枚看板となる投手陣を中心に、甲子園出場に力強く歩を進める。

大関祐晴選手 プロフィール

  • 氏名:大関 祐晴
  • 所属:金沢高校(2年)
  • ポジション:捕手
  • 主な特徴や実績:金沢高校の新主将。夏の石川大会決勝での敗戦を糧に、チームを牽引する。

丹保友佑投手 プロフィール

  • 氏名:丹保 友佑
  • 所属:金沢高校(2年)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 主な特徴や実績:最速144キロの2年生右腕。2025年8月25日のウェルネス沖縄戦で先発し、6回3失点と粘投した。

鈴木耀晟投手 プロフィール

  • 氏名:鈴木 耀晟
  • 所属:金沢高校(2年)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 主な特徴や実績:最速144キロの2年生右腕。2025年8月25日のウェルネス沖縄戦でリリーフ登板し、最速142キロをマークした。
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【高校野球】今夏の石川大会準優勝の金沢がウェルネス沖縄に収穫ドロー…沖縄・石川親善交流試合 - スポーツ報知
第9回沖縄・石川親善高校野球交流試合が25日、石川県小松市の弁慶スタジアムで行われた。今夏の石川大会で準優勝した金沢は、招待チームのウェルネス沖縄と対戦し、5―5で9回引き分けとなった。5失策と守備
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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