今年も2年生投手同士の決勝へ、田嶋大樹投手、田中空良投手は力尽く

履正社, 龍谷大平安, 永谷暢章, 高橋奎二, 溝田悠人, 元氏玲仁

 準決勝は3年生のエースを持つ佐野日大と豊川を、2年生のエースと継投で勝ち上がった履正社と龍谷大平安が下し、決勝に勝ち上がった。昨年も浦和学院の小島和哉投手と済美の安楽智大投手の2年生エースが決勝に勝ち上がったが、今年も2年生エース同士の投げ合いとなりそうだ。

履正社が決勝へ

 履正社は溝田悠人投手が先発し、永谷暢章投手がリリーフで登板して二人の2年生で勝ちあがった。この日は溝田投手が3回1/3で2失点して降板すると、リリーフした永谷投手が140km/hを超すストレートで7回まで好投を見せた。しかし、8回にストレートが130km/h中盤まで落ちて球が高めに浮くと、6安打で5失点し逆転を許してしまう。しかしそこから再び踏ん張り、9回、10回を無失点に抑えるとチームは逆転し勝利した。

 豊川高校は甲子園初出場ながら、145km/hを記録したエース・田中空良投手の好投でベスト4まで勝ちあがった。しかしこの日は5人の投手が甲子園初登板という継投でをし、一時は逆転をするなど粘りを見せたが、決勝進出はならなかった。

 

龍谷大平安が決勝へ

 一方、龍谷大平安は2年生エースの高橋奎二投手が先発し完投勝利した。龍谷大平安も同じく2年生の元氏玲仁投手が高橋投手が交互に先発しており、高橋投手は力のある球を投げていた。

 一方、佐野日大の田嶋大樹投手は、球速も130km/h後半も記録したものの「腕に力が入らなかった」と初回から調子が上がらず、2回には交代を申し出ようとした直前に徳本健太朗選手にホームランを浴びた。「心が折れそうになった」と話したが、「その後何かが変わって投げ切れた」と、横から投げるなど持ち前のフォーム調整力を発揮し、終わってみれば140球を投げて完投した。

 大会NO1投手だが、最後は8失点を喫した。昨年の安楽智大投手は決勝まで772球を一人で投げ、今年は田嶋投手が4試合540球を一人で投げ、最後は自分の球が投げられなくなっていた。甲子園は大きな注目を集める華やかな舞台ではあるが、連投を強いられる甲子園の過酷な舞台でもある。

 

再戦

 履正社はこれまでどおり、溝田悠人投手が先発すると見られる。龍谷大平安もローテーションを守り元氏玲仁が先発と見られる。そしてリリーフにはそれぞれ永谷暢章投手、高橋奎二投手と2年生が控える。

 昨年の近畿大会準決勝で両チームは対戦し、龍谷大平安が11-7で勝利している。今度は甲子園の舞台でどんな試合になるか楽しみだ。

 


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