明石商・来田涼斗選手が先頭打者弾とサヨナラ弾、来年ドラフト注目選手

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センバツ高校野球は準々決勝の4試合が行われた。智弁和歌山と明石商は死闘となったが、明石商の2年生で来年のドラフト候補・来田涼斗選手が試合を決めるホームランを放った。

期待の2年生対決

智弁和歌山と明石商の試合は、今年のドラフト上位候補の東妻純平捕手や黒川史陽選手、西川晋太郎選手の他に、2年生で147キロの速球を投げる中森俊介投手、1年時から怪物候補と注目された来田涼斗選手、スーパー1年生と注目された細川凌平選手、そして初戦で素晴らしい投球を見せた小林樹斗投手などがおり、このうち、何人がプロでやっているのだろうという、注目選手が目白押しの試合だった。

その中で、まず初回、1番を打つ来田涼斗選手が先頭打者弾、初回に1点を失ったチームにすぐさま同点に追いつくホームランを放った。すると中軸も繋がりこの回2点を奪い、2回にも1点を奪って3-1とリードする。

すると智弁和歌山は3回に早くも小林樹斗投手をマウンドに送った。圧巻は1番・来田選手との対決で、対戦で球速は147キロを記録した。常時は130キロ中盤くらいながら空振りを奪える球質のストレートで、ここぞという所で140キロ台を出した。またスライダーも小さく手元で曲がり、ストライクを奪える球を持つ。ただし、まだ荒れ球の投手でこの日は初戦よりも制球を乱していた。それでも明石商を8回まで6イニングを無失点に抑えた。

そして9回、表の攻撃でチャンスを逃した智弁和歌山は、その裏に1番・来田選手を迎える。そして小林投手が投げた104球目は真ん中の入ってくるストレート、それを見逃さなかった。打った瞬間にわかるホームランで熱戦は終止符を打った。来田選手は4打数2安打2本塁打3打点、小林投手は104球を投げ、5安打4奪三振2四球1失点という内容だった。

また中森俊介投手も、前日に5回2/3、68球を投げて4安打7奪三振無失点の投球を見せていたが、さすがに疲れが見えていた。それでも140キロ中盤の速球をたびたび見せ、9回161球を投げ8安打4奪三振8四球で3失点、粘りで智弁和歌山の強力打線を抑えた。

それでも中森投手はさすがに限界だろう。今日1日空くことなるもののまだ2年生、将来のある投手で影響が出ないことを祈りたいし、監督は配慮が必要だろう。球数制限の議論にも影響をしてくるかもしれない。

来田選手、中森投手は来年にプロ志望をすればドラフト上位候補にも入る選手で、来年秋までも元気にプレーし続けられればと思う。

2020年度-高校生のドラフト候補リスト

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