オリックスのドラフト8位・大山暁史投手が千葉ロッテとの練習試合に6回から登板すると、1回をノーヒットに抑えた。大学時代のオープン戦でホームランを打たれたという、千葉ロッテ・ドラフト5位の井上晴哉選手も打ち取った。亜大出身の大山暁史投手、中大出身の井上晴哉選手が再び戦う事になった。
東都リーグでは
大山暁史投手は井上晴哉選手に、大学時代のオープン戦でホームランを打たれたという。亜大の大山投手と中大の井上選手、同じ東都のチーム同士でオープン戦で戦うのは珍しく記録はわからなかったが、東都では2010年に大山投手が2戦目にリリーフとして中大戦に登板し3回3安打3四死球で2失点をしているが、当時中大の4番を打っていた井上選手と対戦していると見られる。
また秋にも大山投手が2戦目にリリーフで登板し、今度は3回1安打四死球で無失点に抑えている。この年は中大は沢村拓一投手(2010年巨人ドラフト1位)、亜大・東浜巨投手(2012年福岡ソフトバンク・ドラフト1位)が注目された年で、1戦目は二人が投げ合って完投し、2戦目は継投という戦いをしていた。沢村投手と同期の大山投手はリリーフエースとして活躍を見せているが、井上選手からはホームランは打たれていない。
その後、大山投手はセガサミーに進み4年間をプレーし、井上選手は2012年に日本生命に進み3年間プレーをしている。対戦記録は不明だが、大山投手が口にしなかった所を見ると、ホームランは打たれていないようだ。
再びプロで対戦へ
井上晴哉選手はドラフト5位、大山投手はドラフト8位という指名順位は下位ではあるが、同じ年にプロ入りをした。そして井上選手はオープン戦で活躍して開幕1軍入りの可能性が高くなっており、大山投手も開幕1軍に向けてこの日の投球を足がかりに食らい付いていく。大学、社会人での経験をいかし、これからもプロで二人は戦っていくのだろう。
伊志嶺、クルーズを打ち取ると、「大学のオープン戦の時にホームランを打たれた」という井上を左飛に。「普段通りにできた」と振り返った。25歳の新人。一昨年はドラフトで指名漏れ。「今回、指名されなかったら、諦めていた」。覚悟を持って待った昨秋のドラフト会議でチーム「最下位」の8位指名を受けた。1メートル68とチームで最小兵ながら、思い切りよく投げ込む魅力は十分だ。
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