昨年のドラフト会議で指名されたルーキーたちの各球団の寮への入寮が始まった。今年もいろんなものを持参している。
平愛梨
東北楽天ドラフト9位の高梨雄平投手は、早稲田大3年の春に東大戦で完全試合を達成した時、平愛梨のファンであることを公言したところ、知人を介して直筆のサインをもらったという。この日の入寮ではそのサインを持参し、「ずっと好きだった」と話した。
しかし、平さんはサッカーの長友選手と昨年末に婚約を発表し「悲報が届きまして…」と傷心していた。そして高梨投手は「違うアモーレを見つけられるように頑張ります」と誓いを立てた。
東北楽天ドラフト5位の森原康平投手は浜崎あゆみのDVDを3本持参し、「見た目も目が大きくてかわいいけど、声が好き」と小学校5年生の時から憧れていたことを告白した。登場曲にも浜崎あゆみの曲を使うという。
ドラフト6位の鶴田圭祐投手は、ディズニーのチップとデールのタオルを持参した。大学時代に買ったというタオルを、試合の時は必ず持参し、ベンチで汗をぬぐうときに使っているという。「これからも試合には持って行くだけでも持っていこうと思う」と話した。
出世部屋
ドラフト1位の藤平尚真投手は、横浜高校の恩師で前監督の渡辺元智氏の格言が書かれた直筆の色紙を持参した。田中将大投手がルーキーイヤーの2007年から3年間使用した10号室に入り、自分も続いていく決意を示した。
横浜DeNAの育成ドラフト1位・笠井崇正投手は2015年に山崎康晃投手が利用していた部屋に入寮し、「1年目から活躍している先輩の部屋。自分も早く活躍して“出世部屋”として残せるように頑張りたい」と活躍を誓った。

だがそのアモーレは、昨年12月にサッカー日本代表DF長友との婚約を発表。「悲報が届きまして…」。これまで試合前に平の動画を見るなどして、片思いを続けてきた高梨だっただけに、ショックは大きかった。
小学5年の頃から「見た目も目が大きくてかわいいけど、声が好き」ととりこになった。
試合の時は必ず持参し、ベンチで汗を拭う際に使用。今ではやや色あせてきたが「これからも試合には持って行くだけでも持っていこうと思う」と話した。
「1年目から活躍している先輩の部屋。自分も早く活躍して“出世部屋”として残せるように頑張りたい」と笑顔を見せた。
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