巨人のドラフト6位ルーキー・戸郷翔征選手が1軍に合流、21日の優勝をかけた日に先発へ

巨人ルーキーニュース

巨人のドラフト6位ルーキー・戸郷翔征選手が、1軍に合流した。2位横浜DeNAとの直接対決の2戦目、21日の先発が濃厚となった。

優勝をかけた戦いに

巨人の宮本投手総合コーチは、「状況によるけど、DeNAの2戦目。そこに照準を合わせて、こっちの空気に早く慣れさせるために呼んだ」と、この日、1軍に合流した戸郷翔征投手が、21日の横浜DeNA戦に登板することが分かった。

セリーグは巨人がマジック4としており、最短では明日に優勝が決定する可能性もある。しかし、巨人の連勝とマジック対象チームが敗れる事が条件となっており、21日の巨人vs横浜DeNAが優勝をかけた戦いになる可能性もある。そしてその日の先発を、まだ1軍未登板の戸郷投手に託す可能性が出てきた。

戸郷選手は聖心ウルスラ出身の高校生ルーキー、高校時代はやや横から140キロ後半の速球を投げ、2年生夏の甲子園で早稲田佐賀戦で11奪三振で完投勝利を挙げるなど力を見せていた。3年時に調子が良くなかったものの、U18代表と宮崎県選抜で対戦した試合では、5回1/3を投げて2失点したものの、根尾選手など代表選手から9つの三振を奪うピッチングを見せた。ドラフト上位候補としても名前が挙がる投手だったが、6位で巨人が指名する事となっていた。

それでも戸郷投手は1年目から力を見せ、また成長をした。球速は154キロまで伸ばすと、フレッシュオールスターでも1回をノーヒット2奪三振と完ぺきな投球を見せた。イースタンリーグで4勝1敗、防御率は3.00と安定し、44回を投げて44三振を奪う力を見せている。

宮本コーチも状況によってとしているが、優勝をかける日に高校生ルーキーの初先発というのは非常に興味深いし、結果によっては非常に印象深いものになる。1軍デビューがそのような試合になるのは戸郷投手も大変だがその力は十分あり、精神的な面の強さが見られるかもしれない。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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