富士大・吉田開選手がプロ志望届、西武の指名は?

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富士大の吉田開選手がプロ志望届を提出した。昨年秋に10打点を挙げて打点王となった外野手に埼玉西武の指名はあるか?

富士大と埼玉西武

富士大からは1997年に橋本大祐投手が阪神にドラフト3位で指名されてから、これまで9人がドラフト会議で指名されている。2005年に相原勝幸投手が大学社会人ドラフト6位で千葉ロッテに指名され、2010年には中村恭平投手が広島にドラフト2位で指名された。

そして2013年、山川穂高選手が埼玉西武のドラフト2位で指名され、外崎修汰選手(2014年ドラフト3位)、多和田真三郎投手(2015年ドラフト1位)と埼玉西武から上位指名が続いた。2016年に小野泰己投手を阪神がドラフト2位指名した後、2017年はプロ志望届提出者が無く、連続ドラフト指名は4年間で途切れたが、昨年は佐藤龍世選手が西武にドラフト7位で、鈴木翔天投手が東北楽天のドラフト8位で指名されている。

そして指名された選手のプロでの活躍も目覚ましい。山川選手は昨年に47本塁打でホームラン王となり、多和田投手は16勝で最多勝利投手となった。外崎選手はセカンドのレギュラーとして西武に欠かせない主力となると、佐藤選手もドラフト会議での指名順位は低かったものの、今年1軍にデビューし持っている力を見せた。阪神の小野投手も2018年に7勝を挙げている。

今年の指名はあるか?

吉田開選手は外野手で左のスラッガー、専大北上時代には高校通算54本塁打の強打者として注目された。富士大に進むと2年生の春からリーグ戦に出場し、3年春までは打率が.200を切っていたが、昨年秋に34打数11安打で打率.324、2本塁打の5本の2ベースヒットを打ち、10打点を挙げた。打点王とベストナインに輝いている。

しかし、昨年にドラフト7位指名をされた佐藤選手の打撃を見て、振りの力が足りないとスイング力を強化、今年春はホームランこそ1本に終わったが、四死球を14個与えられ、打率.323と強打者となった。そして秋は2試合連続ホームランを放っている。

埼玉西武は秋山選手がFA権を取得し、行使する可能性も考慮しての補強を進める必要があるが、基本的にはトップバッターとして、またセンターを守れる選手の人選となりそうで、慶応大の柳町達選手が有力となりそうな気配がある。しかし、金子選手は足があり、レフトとして出場できそうな候補として法政大・宇草孔基選手、東洋大・佐藤都志也選手、国士舘大・高部瑛斗選手などの指名もありそうだ。そして、強打の外野手として吉田選手の指名の可能性もある。

長打力が自慢の吉田選手だが、もう少し、その長打力のアピールは必要ではないかと思う。この秋に5本塁打くらいを打って、先輩に続いて行きたい。

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