東アジア大会日本代表とイースタンリーグの混成チームが試合を行った。
日本代表の先発は今年のドラフト上位候補、セガサミーの浦野博司投手だったが、初回に自らの悪送球とヒットでピンチを迎えると、イースタン混成チームの4番、巨人の加地前竜一選手(2007年大社ドラフト4位)にタイムリーを浴びるなど2失点してしまう。2回にも振り逃げでランナーを許して1失点、3回は3本のヒットで3失点と、3イニングを投げて6安打5失点という内容だった。
自らのエラーに振り逃げなど捕手も含めた守備の形ができておらず不運な点もあった。また三振は3回で5つを記録した。
7回途中からはパナソニックの秋吉亮投手が登板すると、1アウト1,2塁のピンチを抑える。しかし8回に加地前選手にホームランを打たれて1失点、9回は井領雅貴選手の強肩に救われて無失点に抑えるも3安打を浴びるなど、2回2/3で5安打1失点とピリッとしない投球だった。
攻撃陣ではプロの投手陣に無失点が続くものの、8回裏に唯一大学生で代表に選出されている富士大・山川穂高選手が、沖縄の後輩である横浜DeNA・佐村トラヴィス幹久投手(2011年ドラフト6位)から3ランホームランを放ち3点を返した。
この試合には巨人の原沢GMが訪れ「視察という意識は無かった。いい選手が集まっているし、プロと戦う事もめったに無いので、いい勉強になりました」と話した。
ドラフト上位候補の浦野博司投手、秋吉亮投手は結果を残す事ができなかった。今日も試合が行われる。全員投げるかは分からないが、JR東日本・吉田一将投手や富士重工・東明大貴投手といったドラフト1位候補投手や、JX-ENEOS・大城基志投手、日本生命・吉原正平投手などが控えている。また、井上晴哉選手や田中広輔選手、井領雅貴選手などの攻撃陣も力を見せて欲しい。
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