JR北海道野球部が休部、来季からクラブチームへ

社会人野球ドラフトニュース2016年ドラフトニュース

JR北海道は野球部を今季限りで休部することを発表した。来季からはクラブチームとして活動をする。

休部

JR北海道は本業の経営難と、今年の台風被害により状況がさらに悪化しており、年間で4000万円かかるという野球部の運営ができないと判断した。JR北海道は1909年に創部されている日本最古の企業チームで、都市対抗に13回出場し、2007年には3位になっている。

JR北海道からは2011年のドラフト会議で武藤好貴投手が東北楽天のドラフト1位指名を受け、武藤投手は2015年に60試合に登板する活躍を見せた。

現在も東海大四で超スローカーブとキレのある速球で甲子園を沸かせた西嶋亮太投手などが所属している。

クラブチームで

しかし野球部としての活動が完全に止まるという事ではなく、来季からはクラブチームとして活動を続ける。クラブチームは基本的には会社としての企業の活動ではなく、会社で働いた後や休日などに野球の練習をしてを続けるもので、これまで通り都市対抗や日本選手権の予選に参加できるほか、クラブチーム選手権に出場することができる。

これまでもNTT信越が信越野球クラブとなったりしているが、本来は企業ではなく地域や仲間で作られた野球部というものだが、最近は企業が練習環境を提供したり運営費を提供したりしているケースもあるといい、日本野球連盟に会社登録をするかクラブ登録をするかの違いという事になる。

ただし企業の後ろ盾が無くなることから運営費を集めなければいけなかったりしなければならず、JR北海道も少しは負担はするかもしれないが、活動は縮小されるとみられる。

北海道はこれで会社登録は航空自衛隊千歳1チームのみとなった。クラブチームはJR北海道の後継となるクラブチームを含めて、室蘭シャークスやWEEDしおらいなど15チームとなる。

JR北海道のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント