履正社・山口裕次郎投手に日本ハムが指名あいさつも、次回交渉で入団拒否へ

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北海道日本ハムは11月4日、ドラフト6位で指名した履正社高校の山口裕次郎投手に指名あいさつを行った。山口投手は指名に対して謝意を示したものの、社会人野球へ進む決意が変わらないことを話した。

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北海道日本ハムは木田優夫GM補佐や大渕スカウトディレクターが山口投手本人に指名あいさつをし、木田GM補佐より「意思は分かっていたが、ファイターズに入ってもらいたいという思いで、ドラフト指名の1枠を使ってでも話をさせていただきたいと考え指名をしました」と指名の意思を伝えた。

しかし山口投手は、「当初と気持ちは変わっていません。最初から決めていた。次、お会いしたときに気持ちを伝えます」と、次に行われる家族も加わった形での交渉の場で、当初決めた通り社会人野球のJR東日本に進む意思を伝えることを明かした。

挨拶のあとに大渕スカウトディレクターは「ごあいさつに来ていただいてありがとうございますと言ってくれて、非常に好感が持てました」と話した。

履正社の岡田監督は「山口ややご両親が納得されることが第一なので、めどは決めていません」と話し、次回は家族も参加した形で交渉が行われるとみられるが時期は未定となっている。ただしJR東日本の入社試験が今月下旬にあり、その前後に何らかの動きがあるとみられる。

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ドラフト前に調査書を提出した11球団に対し、4位指名以下なら社会人野球のJR東日本へ進む意向を示していたが、木田GM補佐は「意思は分かっていたが、ドラフト指名の1枠を使ってでも話をする価値はあると思った」と説明。約30分の会談を終えた山口は「当初と気持ちは変わっていません。最初から決めていた」と話した。

日本ハムの大渕スカウトディレクターは「『ごあいさつに来ていただいてありがとうございます』と言ってくれて、非常に好感が持てました」と言う。

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