187cmの長身左腕投手で最速151キロの速球を投げ、昨年のドラフト会議でも9球団から調査書が届いていたヤマハの沢山優介投手が、WBCのブラジル代表でアピールしてドラフト会議での指名を目指す。
明日、チームを離れて
沢山優介投手は2026年のWBCのブラジル代表に選ばれており、その予選のために2月12日にヤマハを離れる。長身から繰り出す151キロの速球で、ブラジル代表でも主戦候補として期待されており、予選突破を目指す。
そのために早めの仕上がりを見せている。ヤマハは2月10日にキャンプに入ったが、沢山投手はすでに3度目の打撃投手としての登板をしており、この日も144キロのストレートで空振りを奪っていた。「カーブは課題ですがまっすぐはいい。これだけ投げられれば十分です」と話し、昨年から球質を高めたストレートに自信を示した。
昨年は9球団から調査書が届いていたものの、ドラフト会議では指名漏れした。「指名漏れしたことでいろんな事に貪欲になれた。チームを優勝に導き、ドラフト1位でプロに行きます」と話し、WBC予選後に帰国し、JABA大会や都市対抗でフル回転の活躍を誓った。
高校卒4年目となる大型左腕投手、昨年よりも成長した姿を見せることができれば、ドラフト会議での指名に結びつくと思う。とにかく今年1年は人生が変わる可能性がある年としてアピールを続けたい。
2025年度-社会人投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
WBCで侍斬りだ、沢山 - スポーツニッポン静岡版
コメント