JABA静岡大会が開幕しJR東日本は三菱重工名古屋と対戦、今年のドラフト1位候補・田嶋大樹投手が登板すると、エースの投球を見せた。三菱重工名古屋の勝野昌慶投手も互角の投球を見せた。
9回まで1失点13奪三振
田嶋投手はこの日、3回に1失点したものの初回から飛ばし、最速152キロを記録したストレートと得意のスライダーで三振を奪いまくった。1-1の同点で迎えた9回裏には、1アウト満塁のピンチとなったものの、2者連続三振に斬って取る気迫のピッチングを見せた。9回を投げて13奪三振1失点の好投を見せた。
そして延長10回からのタイブレークでも田嶋投手が続投し、10回は表の攻撃で味方が1点も奪えなかったが、田嶋投手も三振などで無失点に抑えた。11回は味方が表に2点を奪ったが、田嶋投手もタイムリーヒットと犠牲フライで2点を奪われた。しかし、2アウト2,3塁のピンチで三振を奪い、ここで田嶋投手はマウンドを降りた。
タイブレーク2回を含む11回を投げて16奪三振、チームも延長12回に6-5で勝利しエースのピッチングがチーム全員に伝わった。
来年のドラフト候補・勝野投手も好投
またこの試合では三菱重工名古屋の先発・勝野昌慶投手も好投を見せた。9回まで1失点に抑えると、タイブレークの10回も無失点、11回と12回に2点ずつを奪われ5-6で敗れたものの、ドラフト1位候補の田嶋投手と互角の投げ合いを演じた。
勝野昌慶投手は土岐商出身、183cm83kgの体から146キロの速球を投げ、県岐阜商の高橋純平投手(2015年福岡ソフトバンクドラフト1位)と共に岐阜の注目選手として注目されていた。
三菱重工名古屋では昨年に高校卒1年目から軸となって登板もしており、来年のドラフト候補の一人として注目されそうだ。
最速152キロをマークする直球を軸にキレのあるスライダーを交え、9回を1失点。13三振を奪った。延長タイブレークの10、11回も続投し、計16三振をマークするなど、三振の山を築いた。
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