JR東日本・田嶋大樹投手が完投、巨人が5人など9球団27人スカウト集結

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JR東日本の田嶋大樹投手が都市対抗東京2次予選の明治安田生命戦に先発し、9回4失点で完投勝利した。この試合には9球団27人のスカウトが集結した。

最速は147キロ

田嶋大樹投手は最速152キロの速球を投げる180cmの左腕投手で、佐野日大時代にはセンバツでベスト4に勝ち進み、当時も147キロを記録する速球派左腕として注目された。プロもドラフト上位候補として注目していたが、センバツ後には肩痛などもあり、早くから社会人入りの進路を打ち出してJR東日本に進んだ。

JR東日本では1年目から実力を見せ、昨年からはエースとしてマウンドに登っている。今年に入り、圧巻のピッチングというのは無いものの、150キロ前後も記録し、先発としてしっかりと投げてチームを支えている。

この日の明治安田生命戦では、最速147キロを記録し、新たに習得したカットボールを交えて、9回を投げて5安打7奪三振、4失点したものの自責点は2のピッチングだった。

巨人は5人態勢

この田嶋大樹投手は、今年のドラフト会議では1位指名は確実とみられる。この日も9球団27人のスカウトが田嶋投手の投球目当てに集結し、巨人は岡崎スカウト部長以下5人態勢で視察をした。

岡崎スカウト部長は「左だし、いい真っすぐを持っている。これからもっと良くなってくるだろう」と話した。

150キロ前後を記録できる左腕投手というのは、毎年貴重な存在として注目される。今年の候補では社会人ではHondaの永野将司投手(153キロ)、大学生では東大の宮台康平投手(150キロ)、立命館大の東克樹投手(152キロ)、亜細亜大の高橋遥人投手(151キロ)、明治大・斉藤大将投手(149キロ)、近畿大・岡田和馬投手(147キロ)などがいる。

高校生でも秀岳館の川端健斗投手が148キロ、そして日大三の金成麗生投手が149キロを記録しているが、社会人・大学生・高校生、それぞれドラフト候補として注目される存在になっている。

これらの候補の中で、実績でも力でもトップと評価されるのは、やはり田嶋投手という事になりそうだ。

都市対抗2次予選、JR東日本は次節はセガサミーと対戦し、東京ガス、NTT東日本などのライバルと4つの枠を争っていく。出場できなくても補強選手として登板する可能性は高いが、やはりJR東日本のユニフォームを着て、自身最後となるかもしれない都市対抗出場をしたい。

2017年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

2017年度-関東地区のドラフト候補リスト

田嶋9球団視察 スポーツ報知紙面 2017/5/24
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