春季高校野球関東大会で高校通算95号までホームラン数を伸ばした早稲田実・清宮幸太郎選手、今後は、沖縄の招待試合、愛知招待試合、香川招待試合と続いていく。それに伴い、高野連関係者や清宮選手に注目するメディアも緊急体制を取る。
沖縄招待試合
早稲田実業は5月27~28日に沖縄招待試合に出場し、27日は沖縄尚学、美里工、28日は美来工科、興南と対戦する。
会場は沖縄セルラースタジアム那覇で、キャパは十分の球場だが、沖縄高野連関係者は、「混乱の無いように」と話し、警備やスタッフなどを夏の決勝戦と同じ態勢にすることを示唆した。関東大会では早稲田実の初戦で、早朝には長蛇の列ができるなどしていたが、招待試合では入場券は当日券のみで、午前8時から販売するが、状況次第で前倒しするという。
愛知招待試合
続いて6月3~4日は、愛知招待試合への出場が予定されている。中京大中京、桜丘、至学館、享栄といった愛知の強豪と対戦をするが、この4試合をAbemaTVが全試合、完全生中継する事が分かった。
残り5本となった通算100号に向けて、沖縄の4試合の後という事もあり、愛知の4試合での達成の可能性が高いという判断だろう。AbemaTVは、春季東京大会の決勝を緊急生中継し、100万人を超す視聴者を集めた事もあり、清宮選手の試合は貴重なコンテンツとしている。
特に100号となれば、他のメディアも大いに注目する事になりそうだ。ただ問題は、ここ5試合で5試合連続7本塁打を放っている清宮選手、沖縄での4試合で100号を達成する可能性も十分ある。
早稲田実はその後、6月17日、18日は香川の招待試合に参加する予定で、今のペースでいけば、夏の西東京大会前に100号はもちろん、高校通算の最多本塁打数(107本)の更新も狙えるかもしれない。
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