駒澤大で東都通算23勝を挙げ、日本通運ではエースとして活躍し、日本ハムでも3度のセーブ王のタイトルを獲得した武田久投手が日本通運に復帰した。
選手として
武田久投手は2002年のドラフト4位で日本ハム入りすると、2009年、2011年、2012年にリリーフとしてセーブ王に輝いた。2014年から登板機会が減ると今年オフに退団し、現役として投げられる場所を探していた。
日本通運に復帰する事が決まった武田投手は「現役にこだわりがあったのでプロ、アマのこだわりなく、続けられることはうれしかった。選手として日本通運を日本一にしたい」と話し、来年の都市対抗優勝を目標に掲げた。
コーチとして
39歳の武田投手、プロで長い年月プレーしたキャリアがあり、その経験や技術を生かしてチームではコーチも兼任する事になる。日本通運には来年、155キロを投げる生田目翼投手が注目されており、今年はリリーフとして都市対抗決勝などで登板したものの、制球が定まらずに失点を許すなど課題もまだある。
武田投手からの指導が、生田目投手を大きく成長させるのではないかと期待する。
都市対抗優勝、そして生田目投手のドラフト1位でのプロ入り、来年は日通から目が離せなくなりそうだ。
2009、11、12年と3度セーブ王のタイトルを獲得した右腕は「現役にこだわりがあったのでプロ、アマのこだわりなく、続けられることはうれしかった。選手として日本通運を日本一にしたい」と目標を口にした。
背番号は日本ハム入団時の「54」。コーチも兼務し「マウンドでは誰も助けてくれない。引き出しを増やしてあげるようなことができれば」と抱負を語った。
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