東京ガスはこの日、侍ジャパン大学代表(東京六大学選抜)と練習試合を行い、ドラフト注目外野手の笹川晃平選手が、初回にホームランを放った。
侍ジャパンの申し子
笹川晃平選手は、浦和学院時代に侍ジャパンU18代表に選出されると、東洋大でも活躍を見せて侍ジャパン大学代表としてユニバーシアードを戦った他、2014年のU21代表にも選出されている。
そして社会人でも1年目の昨年に、侍ジャパン社会人代表に選出されアジア選手権に出場し、今年も8月に開かれるアジア競技大会に出場する社会人代表に選出されている。まさに侍ジャパンの申し子と言える。
この日は初回、東京六大学選抜の法政大2年・高田孝一選手と対戦し、「ピッチャーの球は、ほぼ全球見えてました」と、痛烈に引っ張ると、レフトフェンスを軽々と超すホームランを放った。笹川選手は、6月に行われた社会人代表合宿でもホームランを放っており、さすがの長打力を見せた。
プロでも
常に注目されながら大学、社会人へと進んだ笹川選手は、今年ドラフト解禁となる。この日、「まずは目の前の試合だけど、いずれはプロに行きたい」と話し、プロ入りを視野に入れていることを話した。
この日は2球団のスカウトが視察に訪れ、広島の苑田スカウト部長は「バッティングが良いのは間違いない」と評価をした。
13日から都市対抗本戦が始まり、16日にトヨタ自動車と対戦する。「チームの勝ちにつながる打撃を心がけたい」と話す笹川選手、そのあたりがでれば、秋のドラフト会議では指名されることになるだろう。
プロ入りし、そして侍ジャパンのトップチームまで上り詰めることができるか、笹川選手に注目したい。
2018年度-社会人外野手のドラフト候補リスト
侍ジャパン社会人代表(2018)
ついに決断した。浦和学院時代から俊足強打でプロの注目を集めてきたが、東洋大に進学。大学でも順調に成長を重ねたが、プロ志望届は提出せず、社会人野球に進んだ。「まずは目の前の試合だけど、いずれはプロに行きたい」。視察に訪れた2球団のスカウトの前で豪快なアピール弾を放ち、広島・苑田スカウト統括部長も「バッティングが良いのは間違いない」と能力の高さを再確認した。
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