パナソニック・吉川峻平投手がJABA規定抵触の可能性で侍ジャパン社会人代表を辞退

社会人野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

アジア大会に臨む侍ジャパン社会人代表に選出されていたパナソニックの吉川峻平投手が、代表を辞退したことが分かった。所属するパナソニックは、JABA規定に抵触する行為をした可能性について示唆した。

メジャー関係者と接触か

吉川峻平投手は先日、来年についてメジャーリーグのダイヤモンドバックスと契約するという報道がされたが、パナソニック野球部が吉川投手に経緯を確認し、「先般報道されました吉川選手のメジャーリーグ挑戦につきまして、本日に至るまでの経緯を本人に確認したところ日本野球連盟の規定に抵触する可能性があり、事実関係の調査が必要となりましたので本人了承の上、代表を辞退する判断を致しました」と説明し、この日までに、社会人代表辞退を申し入れた。

パナソニックはJABAの規定に抵触する部分については、調査中としているが、JABAでは所属選手とメジャー球団との入団交渉は7月の都市対抗終了後から可能で、契約はNPBのドラフト会議後でなければできないという規定があるが、関係者によると、吉川投手は今月までにメジャー球団と接触していたとし、それが都市対抗前だった可能性があるようだ。

JABAも「可及的速やかに報告を求めた。それを見た上で判断したい」と話し、まずはパナソニックによる方向を待つ。パナソニックも吉川投手のメジャー挑戦について、「挑戦する意向があり、日本のプロ野球を経由せず行くことになると思う。契約を結ぶ意向」と話しており、後押しする姿勢だったが、規定に違反する行為をしたという事であれば、吉川投手には何らかのペナルティがある可能性もある。

侍ジャパン社会人代表も代わりの選手を入れる事なく、23人で戦うという。日本代表、そしてパナソニックに対し、立つ鳥は跡を濁す形になるかもしれない。

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パナソニック野球部は事実関係を調査中としている。JABAも「可及的速やかに報告を求めた。それを見た上で判断したい」としているが、複数の関係者によると、今月までにメジャー球団と事前に接触したとの情報だ。JABAの規定では、所属選手とメジャー球団との入団交渉は7月の都市対抗終了後から可能で、プロ野球ドラフト会議の後でなければ契約できない。吉川は都市対抗以前に接触したとみられ、規定違反に問われる可能性が高い。

パナソニック野球部は事実関係を調査中としている。JABAはアジア大会に吉川投手を除く23選手で臨むとした。

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