JR東日本・太田龍投手が150キロ、5球団視察しDeNA「1位もあるかも」

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JR東日本はこの日、Hondaと練習試合を行い、153キロ右腕の太田龍投手が先発すると、3回1安打2奪三振で無失点の好投、球速は150キロを記録した。

70%くらい

190cmから153キロのストレートを投げ、昨年の都市対抗で注目されたJR東日本・太田龍投手、この春は昨年の都市対抗程のキレや球の勢いがない状態があり、やや不安視されていた。しかし、北海道日本ハム2軍とのプロアマ交流戦では149キロを記録して3回をノーヒット3奪三振無失点に抑えるなど調子を上げつつある。

来週からは都市対抗の東京2次予選が始まり、社会人野球選手にとっては夏の甲子園に向けた戦いと同じ、熱い戦いが始まるが、この日は強豪のHondaと練習試合を行い、太田投手が先発してその力を試した。太田投手は最速150キロを記録すると、3回を投げて1安打2奪三振無失点と危なげない投球を見せた。

「2次予選に向けて仕上げてきたので良い感じ。きょうは70~80%。ツーシームでカウントが取れるようになって、とにかくミットをめがけて投げることだけ考えた。指のかかりも良かったと思う」と話し、まだ70%の状態だが150キロを記録したことが分かった。また、どんどんと状態が上がってきており、都市対抗予選と本戦ではMAXの太田投手が見られそうだ。

プロも注目する。この日は5球団のスカウトが視察に訪れたが、横浜DeNAの進藤編成部長は「ちゃんと下半身を粘って投げられている。これだけ投げたら十分。調子をキープできれば1位もあるかもしれない」と1位クラスと評価をした。

2019年度-社会人投手のドラフト候補リスト
2019年度-社会人-東京都のドラフト候補リスト

DeNAの進藤達哉編成部長は「ちゃんと下半身を粘って投げられている。これだけ投げれたら十分。調子をキープできれば1位もあるかもしれない」と高く評価していた。

今年はドラフトの対象となる社会人3年目とあって、この日は国内5球団のスカウトが視察する中、太田は「予選(都市対抗野球東京2次予選、5月22日~6月8日=神宮など)へ向け、今は70%ぐらいの状態。ツーシームでカウントが取れるようになって、きょうはミットに向かってどんどんストライクを取っていくことだけ考えた。(ボールへの)指のかかりもよかったと思う」とまずまずの表情を見せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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